Green Chem., 2023, 25, 7556.Adv. Eng. Mater., 2025, 27, 2402222.Mater. Adv., 2025, DOI:10.1039/D5MA00058KNucl. Instrum. Methods Phys. Res. A, 2022, 1042, 167373.332013年 信州大学にて博士(Ph.D.)取得。2014年から信州大学の特任助教を経て現職。2015年に(株)ナフィアスを創業し、代表取締役に就任。ナノファイバー技術の実用化を進める。主な研究分野は、ナノファイバー素材を軸とした、高機能素材や複合体の製造加工技術、物性評価、及びその応用。大学発ベンチャーの経営と大学研究者という両方の立場を活かし、「素材研究」から「製造・加工技術の開発」、「性能評価」「用途開発」「製品化」「販売・マーケティング」まで、素材の社会実装に必要なプロセスを小規模ながら一貫して担う研究・実践に取り組んでいます。その過程では、企業や研究機関との産学連携や、材料・機械・デザインなどの異分野融合を積極的に進め、純粋な材料開発にとどまらず、社会課題に資する機能性素材の応用展開と事業化を見据えた統合的な研究活動を推進しています。Researchmap:https://researchmap.jp/drk3具体例 ナノファイバーの水系製造プロセスの研究開発 LIB用不織布/ナノファイバー積層セパレーターの研究開発 分子膜/ナノファイバーハイブリッド素材の研究開発 ミューオン電子転換過程探索実験のための超低物質量グラファイトストローの開発発デザインによって新たな視点とテーマを導出し、多角的なアプローチから素材の機能と価値を再定義・拡張することで、社会実装につながる革新的な素材開発を目指す。総合連携・教育部門 研究の未来像:渡邊 圭 特任准教授Kei WatanabeE-mail: k_watanabe@shinshu-u.ac.jpお写真ボトムアップ型の自由な発想による新素材創出と、トップダウン型のニーズ起点の開研究テーマ:機能性素材の可能性の探究と社会実装キーワード: ナノファイバー、エレクトロスピニング、高機能素材、異分野融合
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