繊維科学研究所
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20国内に保存されている家蚕系統と本学で保存している野蚕を材料として以下の研究を行う。①シルクを多く生産する系統を育成する。②繊度の違うシルクを生産する系統を育成する。③江戸時代の家蚕品種を現代に利用する。④特徴のあるシルクを生産する系統を育成する。2022年に繊維学部付属農場に野蚕研究センターを設置して、種々の研究に取り組んでいる。また、安曇野市と信州大学の包括連携協定に基づき、安曇野市の天蚕生産を支援している。ホームページ:https://www.ftst.jp/farm/wild-silkworm/1990年名古屋大学大学院にて農学博士取得1990年信州大学繊維学部助手・1999年同助教授2007年準教授を経て2010年より現職主な研究分野は家蚕と野蚕の遺伝育種学長野県産天蚕ることで、持続可能な発達目標に協力する。 研究の未来像:繊維生産・製造技術部門E-mail:zkajiur@shinshu-u.ac.jp大型天蚕梶浦 善太 教授 ZentaKajiuraお写真天然シルクの生産量を増やして需要を広め、石油由来の化学繊維の依存度を下げ研究テーマ:家蚕と野蚕の絹糸生産に関する研究キーワード:silk cocoon protein breeding genetics

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