精神科医。医学博士。1988年、東京大学医学部を卒業。横浜市総合リハビリテーションセンターで約20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。その後、山梨県立こころの発達総合支援センター初代所長を経て、2014年より信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部長、2018年より医学部子どものこころの発達医学教室、2023年より長野県発達障がい情報・支援センター長元SBC信越放送アナウンサー現在フリーで活躍中ほ んひ で特別 対談あべだお氏司 会長谷川 萌さんし ゅい ち自閉症などの発達障がい者は増加傾向にあり、近年は子どもだけでなく“大人の発達障がい”についても関心が寄せられています。私たちにとって発達障がいがより身近になり、その理解と支援がますます重要になるなかで、長野県は情報提供体制のさらなる充実などを目的に、2023年4月に発達障がい児・者への支援拠点として信州大学医学部附属病院に「長野県発達障がい情報・支援センター」を開設しました。そして今回、開設から1年が経ったことなどを機に、長野県の阿部守一知事と信州大学医学部附属病院「子どものこころ診療部」部長で「長野県発達障がい情報・支援センター」の本田秀夫センター長のスペシャル対談を実施。同センターの実績や今後の展望、発達障がい者が暮らしやすいこれからの社会のあり方などについて活発な意見が交わされました。(信州大学広報室)※「障害」「障がい」の表記には議論がありますが、長野県では「障がい」の表記を採用しているため、ここでは一部そのような表記としました。はせがわもえ03長野県発達障がい情報・支援センター長信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室 教授信州大学医学部附属病院 子どものこころ診療部 部長【厚生労働省2024年発達障害啓発週間スペシャル対談】長野県知事発達障がいの支援拠点が信州大学に設立されて1年…発達障がいを“個性”と捉えるニューロダイバーシティの社会へ本田 秀夫阿部 守一
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