【CAR-T療法】CAR遺伝子の導入には当教室が開発した非ウイルス遺伝子導入法が用いられています。この方法は低コストで簡単な遺伝子治療を実現可能とするため、国内外から高く評価されています非ウイルスベクターでの人工の遺伝子を導入する装置です免疫疾患患者からのiPS細胞を作製し、血液への分化誘導にて病態を評価してます当教室で開発したスマートフォン用子育て支援アプリ「のびのびトイロ」長野県の児童精神科医療の中核的医療機関として、行政や地域の精神科・小児科をはじめとする医療機関、学校・教育センターなどの教育機関、児童相談所・児童心理治療施設などの福祉機関と連携し、子どもたちを様々な側面から治療・支援しています。臨床研究、疫学研究、基礎的研究など、多岐にわたる分野の研究をおこなっています。主な研究テーマ研究から広がる未来卒業後の未来像代表的な研究についてご紹介します。血液・腫瘍グループでは、がんを標的とする人工T細胞受容体(キメラ抗原受容体;CAR)をTリンパ球に遺伝子導入し、その遺伝子改変Tリンパ球を体外で大量培養後に患者に投与する治療法(CAR-T療法といいます)の開発に取り組んでいます。このCAR-T療法は既に米国で臨床応用され劇的な治療効果をもたらすことがわかっています。本研究が進み日本でも臨床応用されることが期待されています。免疫グループでは一つの遺伝子変異から引き起こされる生まれつきの免疫異常の病気のiPS細胞を作成し、血液に分化して病態の解明・治療法の開発に取り組んでいます。主な研究テーマ研究から広がる未来卒業後の未来像・母子保健情報を活用した子どもの精神健康問題の早期発見と早期支援-長野県岡谷市における悉皆的コホート研究-・地域特性に応じた発達障害児の就学から就労を見据えた多領域連携による支援体制整備に向けた研究(こども家庭科学研究)・発達障害への地域支援に資する継続的な情報収集・活用方法・体制整備に向けた研究(厚生労働科学研究)・アンガーマネージメントプログラム開発・マインクラフト®を用いた集団作業療法の有効性の評価・神経性やせ症の認知機能改善療法に関する研究・児童思春期の神経性やせ症を対象とした日本版マルチファミリーセラピーの開発・神経性やせ症の子どもを持つ家族を対象とした集団で行う心理教育:オンラインと対面の比較神経発達症をはじめとする子どもの精神健康問題の早期発見と早期支援の体制づくりを目指した研究を進めています。研究成果が教育行政施策に反映され、支援体制が整備されることが期待されます。診療部での臨床・研究・後進の指導、県内協力病院勤務、精神保健福祉・児童福祉関係の行政機関や施設勤務などの選択肢があります。研究機関への留学、就職も可能です。・CAR-Tによるがん免疫療法の開発、臨床応用・iPS細胞を用いた原発性免疫不全症の病態解明と新規治療法の開発・臨床研究(神経疾患における免疫学的解析、造血幹細移植患者における腎機能、自律神経機能への評価、若年性皮膚筋炎における肺疾患合併の特異的抗体の評価)基礎的な研究を通して、病態解明や治療法の応用により根治的になりうる治療法の開発やこどもの長い将来を見据えたより安全性の高い治療への礎となる研究を行っております。また小児医療の発展に貢献できるエビデンスを蓄積し発信する目的で、多くの臨床研究も各専門グループで行っております。明日につながる研究に全力に取り組んでいます。教室では常に疾患の本質、病態を考えながら研究しており、教科書的な理解から本質をとらえた真の理解する力がつきます。考える力をつけることでその先の臨床医や研究者として大きな飛躍が期待できます。マインクラフト®を用いた集団作業療法子どものこころの発達医学教授本田秀夫小児医学教授中沢 洋三16多職種連携による質の⾼い医療の提供⽇本の未来を担うこどもたちのための明⽇につながる研究
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