外部機関との連携による研究力強化と社会実装【産学官・社会連携に関する目標】「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の着実な実施と次世代研究領域の探索Method 3 文部科学省地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)「水関連先鋭研究を核に、研究の卓越性、イノベーション創出、地域貢献を推進」をけん引するアクア・リジェネレーション機構の円滑な運営を進めます。また、信州大学の強みや特徴、産業界・政策等の動向を踏まえて、今後重点化する領域を構想します。学外研究者との協働促進Method 4 クロスアポイントメント(クロアポ)制度をさらに活用し、産学官から優秀な研究者を招聘して連携の活性化を図るとともに、信州大学の研究者等を外部機関へ派遣し、研究レベル向上、研究成果の実装化を図ります。また優秀な研究者を招聘及び派遣するためのインセンティブの付与について検討します。クロスアポイントメントの概要図Method 4学術コンサルティング制度(案)Method 5直接経費からの研究者等の人件費支出による研究者等の処遇改善と自由裁量予算化Method 6(関連中期計画整理番号:12-3、Ⅹその他-2)学術コンサルティング制度の設立Method 5 産学官連携の円滑な開始から共同研究終了後の実装化に向けた技術指導を含む「学術コンサルティング制度」の設立を目指します。具体的には、技術指導制度の見直しや、知的貢献によるコンサル費導入、契約業務不要の約款制度を検討します。これにより、信州大学の知的貢献を活かした企業等との連携を推進します。研究現場の研究者等が意欲的に研究に取り組める環境の整備Method 6 民間資金を活用した企業等との共同研究や、競争的研究費・国プロ等のPI(※1)制度を改革し、研究費内の研究者等の時給単価を上げ、外部資金を活用する研究者の処遇の大幅な向上を図ります。これにより、研究力向上と経済社会への貢献を促進します。【用語解説】(※1)PI(Principal Investigator):競争的研究費の交付の対象となる研究において、当該研究課題の遂行に関して責任を持つ研究者10
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