信州大学大学案内2024-2025
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人文学部1236POINTPOINTPOINTFACULTY OFARTS人文科学は、人間と文化に関する多種多様な研究分野を含んでいます。現在の高度な科学技術の発達は、人間を技術的な面あるいは実用的な面からのみ見て、人間の全体像において見ようとしない傾向を強めています。多様化する現代社会のあらゆる局面で、不断に根源的な思索を試み、批判的・創造的にかかわってゆく「実践知」を身につけた、新時代の人文人(ネオ・フマニスト)を育成します。人文学科2年次進級とともに7つある履修コースのどれかに所属し、その後3年間は、そのコースが提供する学術的な知識と方法を軸に、人文科学の諸分野を横断しつつ広範囲に学びます。【2024年4月現在】SHINSHU UNIVERSITY哲学・芸術論コース・金井直研究室(近現代美術史)・北村明子研究室(舞台芸術/舞踊・身体論)・篠原成彦研究室(言語哲学/心の哲学)・濱崎友絵研究室(音楽学)・早坂俊廣研究室(中国哲学) ・三谷尚澄研究室(倫理学/西洋哲学)・護山真也研究室(仏教学/比較哲学)文化情報論・社会学コース・菊池聡研究室(認知情報学)・佐藤広英研究室(情報コミュニケーション学)・水原俊博研究室(消費社会・文化研究)・茅野恒秀研究室(社会学)・前田豊研究室(社会学)心理学・社会心理学コース・今井章研究室(実験心理学・心理生理学)・高瀬弘樹研究室(実験心理学・身体心理学)・岡本卓也研究室(社会心理学・観光心理学)・白井真理子研究室(感情心理学・精神生理学)・松本昇研究室(臨床心理学・記憶心理学)歴史学コース・山本英二研究室(日本近世史)・豊岡康史研究室(東洋史)・新津健一郎研究室(東洋史)・佐藤真紀研究室(西洋史)比較言語文化コース・澁谷豊研究室(比較文学)・野津寛研究室(西洋古典学)・氏岡真士研究室(中国文学)・伊藤加奈子研究室(中国語学)・磯部美穂研究室(ドイツ語学)・葛西敬之研究室(ドイツ文学)・鎌田隆行研究室(フランス文学)英米言語文化コース・伊藤盡研究室(英語学・中世英語英文学)・スプレッドベリー,アッシュ・リー研究室(英語学)・杉野健太郎研究室(英語文学・文化)・飯岡詩朗研究室(英米映画研究)・田所朱莉研究室(英語文学・演劇)日本言語文化コース・坂口和寛研究室(日本語教育学)・速水香織研究室(日本文学)・山田健三研究室(日本語学)・中澤光平研究室(日本語学)・渡邉匡一研究室(日本文学) 新しい人文学部「社会における情報化の推進や情報産業を担うための新しい人間観、社会観」を養成する機能と「外国語運用能力と他国の言語文化に関する秀でた知識」を養成する機能を統合しました。コース制による履修設計と、分野横断型の複数就学履修体制を強化し、人材育成を行います。少人数授業で鍛える人文学部に進学し、2年次から各履修コースに所属します。教員1名あたりの学生数は各学年4名程度。しかも、各コースの中心的授業である演習や実習は小さめの演習室で行われ、講義形式の授業も40名程度の授業が大半です。したがって、特定の研究分野の学問内容を少人数による密度の高い集約的な授業で学ぶことができます。国際交流と地域人文学部は、世界の国々から多くの留学生が学ぶとともに、多くの学生をアメリカ・イギリス・中国・ドイツなどに送り出しています。異文化と交流するとともにその理解を深めます。また、自らの基盤となる日本や地域を研究し理解を深め地域に貢献します。松本キャンパス知を運用する力、機動する知、心と思考、技と行動の「実践知」をしっかりと身につけた「新しい時代の人文人=ネオ・フマニスト」を育成します。

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