大学概要2023
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特色ある教育プログラム 総合理工学研究科農学専攻では、企業・自治体・公益法人、NPOに所属する職員等、地域のマネジメントやイノベーションを担う社会人を対象とした、「地域共生マネージメントプログラム」を実施しています。 本プログラムは、地域開発・保全など農学分野の専門技術者を育成する通学制のプログラムで、e-Learningシステムを活用し社会人にも学びやすい環境のもと、最短1年で修士(農学)の学位を取得できます。 本学では、優秀で志のある博士学生が研究に専念するための経済的支援プログラムとして、企業等との共同研究を活用して共創フェローを支援する「信州産学共創フェローシップ制度」、分野を超えた学生間交流を行う「信州多聞塾」や、地域課題解決研究プロジェクト等を通じて多様なキャリアパスを形成する「次世代高度人材『地域発志士』育成プログラム」を実施しています。※本プログラムは国による予算支援に基づき実施しています。令和6年度以降は制度が変更される見込ですが、継続実施に向けた対応を行います。 本プログラムでは食品のモノづくり(食品製造や食品開発)ができる技術者の育成を目指しています。主に土曜日に、専門分野の講師による基礎知識と企業における実践的な取り組みについて学びます。総時間数120時間以上の特別の課程(修学期間1年)で、全ての科目を受講・修得した受講生に対して、履修証明書を授与します。◇ローカル・イノベーター養成コース(2017.4~)地域社会の現場(ローカル)が抱える問題を的確に分析し、革新的(イノベイティブ)な解決策を考え、実践する人材を育成します。◇グローバルコア人材養成コース(2018.4~)海外・国内におけるグローバル環境で、組織のコア人材として活躍できる素養、能力、教養を身につけ、主体的に協働できる人材を育成します。◇環境マインド実践人材養成コース(2019.4~)環境分野の幅広い課題の基礎知識を身につけ、特に国際社会の共通の目標であるSDGsや、持続可能な循環共生型の社会構築を意識して、課題解決できる人材を育成します。◇ストラテジー・デザイン人材養成コース(2021.4~)データ・サイエンスの基本となる思考や視点、リテラシーの獲得及びその実践を主たる学びと位置づけ、様々な課題に対して戦略を練ることができる人材を育成します。◇ライフクリエイター養成コース(2021.4~)データ・サイエンスや AI の一般的なスキルから、学際協働力、社会実装力を身につけ、情報によって組織や社会に操られずに、自らの人生を創造できる人材を育成します。環境マインド実践人材養成コースネイチャーウォッチングについて説明を受ける受講生26Unique Programs of Study特色ある教育プログラム修士課程社会人向け『地域共生マネージメントプログラム』(文部科学省「職業実践力育成プログラム」、厚生労働省「専門実践教育訓練給付制度」指定講座)博士課程学生支援プログラム「信州産学共創フェローシップ制度」、「次世代高度人材『地域発志士』育成プログラム」社会人向け『信州フードスペシャリスト育成プログラム』(長野県「食」と「健康」ラボ機能形成事業委託事業、厚生労働省「一般教育訓練給付制度」指定講座)地域基幹産業を再定義・創新する人材創出プログラム「ENGINE」 信州大学が富山大学・金沢大学と連繋し、県域を超えて人材育成を実践する「ENGINEプログラム」では、データサイエンスのための素養をはじめ、連携する力や課題、困難を突破していく力を身につける、約2.5年間のプログラムです。 地域の基幹産業の魅力や資源を捉えなおし、地域活性や魅力発見に向けてこれまでの固定概念に囚われない思考力、「ゼロ」から「イチ」を創新するための実行力を養います。※本プログラムは、令和2年度より文部科学省 COC+R事業(大学による地方創生人材教育プログラム構築事業,期間:5年間)に採択され実施しています。全学横断特別教育プログラム 信州大学の学生が、学部・学年を超えたコースに所属し、「地域」「世界」「環境」「データサイエンス」「AI活用」の未来を考える実践的な力やアントレプレナーシップ(起業家精神)を学ぶ信州大学独自の特別な教育プログラムです。 共通教育や各学部の専門教育とあわせて5つのコースが履修できます。

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