和ケアチーム、糖尿病サポートチーム 等53 質の高い看護実践で患者さんや地域に貢献 看護部では、「その人らしい生き方を尊重し支える看護を提供します」を理念に掲げ、看護を必要とする人の意思決定を支援することに重点を置き、常に患者さんの最善を考え、倫理観をもって看護を提供することを目指しています。患者さんが求める医療を安全にそして安心して受けていただけるように、確かな知識と技術に裏打ちされた心のこもった看護を提供すると共に、患者さんの望む暮らしの実現を目指して、急性期医療の場から在宅療養まで切れ目のない看護を提供します。そして患者さんや地域の期待と安心と信頼に応えます。 高度で先進的な医療を支える看護 特定機能病院として先進医療・高度急性期医療に対応するために、看護の専門性を発揮するとともに多職種によるチーム医療を積極的に展開しています。チーム医療において看護師は欠くことのできない存在であり、専門看護師や 認定看護師をはじめ、高度な実践力と専門性を持った看護師たちが、院内だけでなく施設を越えて連携を図り、チーム医療の要として組織横断的に活躍しています。・ 専門看護師2名(がん看護1名、急性・重症患者看護1名)・ 認定看護師26名(集中ケア3名、クリティカルケア1名、感染管理2名、救急看護2名、皮膚・排泄ケア3名、 がん化学療法看護2名、がん性疼痛看護2名、緩和ケア2名、糖尿病看護2名、新生児集中ケア2名、慢性呼吸器疾患看護2名、手術看護1名、不妊症看護1名、脳卒中リハビリテーション看護1名)・ 特定行為研修修了者7名、周麻酔期看護師4名・看護専門外来: がん看護外来、助産師外来、フットケア外来、リンパ浮腫外来、ストーマケア外来、糖尿病透析予防外来、造血細胞移植者支援外来、デバイス外来・活躍するチーム: RST(呼吸サポートチーム)、RRT(急変予兆対応チーム)、NST(栄養サポートチーム)、緩 次世代を担う看護職の育成 看護師個々の実践能力を高め、医療チームの一員として役割発揮できる看護師の育成と感染や重症ケアなど専門性の高い領域の看護師育成に取り組んでいます。一人ひとりが優れたジェネラリストやスペシャリスト、看護教育者、看護管理者等に成長できるようにキャリアラダーやマネジメントラダーを活用して継続的に学ぶ体制を整えています。更に看護学生の臨地実習や看護以外の学生実習の受け入れや、地域医療を支える看護職の教育・研修にも携わっています。 最新の取り組み 1.新型コロナウイルス感染症の専用病棟開設 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い感染者が急増し、令和4年8月8日より令和5年3月31日までコロナ専用病棟(サテライト病棟)を開設しました。看護職員を各病棟より1名ずつ確保し看護体制を構築して対応しました。計45名の看護師がコロナ患者の看護にあたり、コロナ診療に携わる重要な役割を果たしてくれました。2.診療ニーズに合わせた看護配置 眼科日帰り手術やキムリア治療に伴うアフェレーシスが安全に行えるように体制を整えています。また、入退院支援の強化として、入院から退院まで切れ目ない看護を提供できるように看護職員の配置を増員しました。3.病院機能強化(改修工事)への貢献 令和3年から病棟改修工事が始まり、その第一弾として2022年7月9日に東8階病棟、12月10、9日には東7階病棟、東6病棟がリニューアルオープンしました。通常業務に加え、改修工事に伴い移転や病床再編、看護職員のローテーションを行っていますが、どんなときでも患者さんにとって安全で安心できるケアを提供し、患者さんの満足度を維持できるように看護部が一丸となって体制づくりに取り組んでいます。 看護部ホームページをご覧ください http://www.shinshu-u.ac.jp/hp/bumon/i-kango/ ■ 看護部 Department of Nursing
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