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16グラスゴー大学ジョー・ギル副学長(左)と米倉副学長による協定署名の様子550年以上の長い歴史を持つグラスゴー大学の外観総会の様子信州大学は、英国グラスゴー大学と学術交流協定締結のため、2023年4月にグラスゴー大学人文系学部において調印式を行いました。グラスゴー大学へは信州大学米倉真一副学長(国際企画・戦略担当)、小野文子准教授(教育学部グローバルワーキング委員)、浜野充講師(グローバル化推進センター)が訪問し、調印式ではグラスゴー大学ジョー・ギル(Jo Gill)副学長/人文系学部長 コンスタンティノス・コンティス(Konstantinos Kontis)教授/グローバル連携局長 矢崎早枝子講師(人文系学部/神学・宗教学)が出席しました。グラスゴー大学はTHE世界大学ランキング2023で82位と常に100位以内に位置しており、研究・教育レベルが高く、学生数の41%が海外からの留学生であるなど国際化が進んでおり、今後の学術交流の発展が期待されます。グラスゴー大学との研究交流では、小野准教授が同大学で美術史の学位を取得したあとも研究交流を継続しその成果が高く評価されています。今後は、研究交流の発展とともに、学生の留学派遣や受入れプログラムやオンラインでの交流機会を増やし、さらに社会科学系および自然科学系を含めた他分野での教育・研究交流への連携拡大を目指します。信州大学が中核となり地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)を産学官連携で推進する「信州DX推進コンソーシアム」の2023年度第1回総会を5月に開催しました。2023年度は、コンソーシアムの具体的な取り組みをスタートする年と位置づけています。総会前半は、コンソーシアム活動テーマの1つとしているDX人材育成について、信州大学より、自治体向けDX研修やリカレント教育の実施計画について説明させていただきました。また、デジタル技術を活用したサービスの創出に向け、大学キャンパスにWi-Fi Halow、LPWAなどの様々な次世代通信機器を設置し、製品開発や実証実験、教育等の場面で利用いただく環境を提供する「大学テストベッド構想」の実現に向け、具体的な構築計画を説明させていただきました。後半は、コンソーシアムに参画する高森町様、安曇野市様、松本市様、日本工営様から現在取り組むDX関連事業についての情報を共有いただき、取り組みの成果を高めるための意見交換などが行われました。本コンソーシアムは、DXにより地域の諸課題を解決し、地域の人々が安心して暮らせる持続可能な地域社会の形成を目的としており、5月25日時点で、43団体の自治体・企業・教育機関が参画しています。信州DX推進コンソーシアム2023年度第1回総会を開催英国グラスゴー大学と学術交流協定を締結

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