6年次 別冊資料
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-51- た。 授業では,自然と始まる子ども同士の話し合いで子どもたちの中での災害リスクへの理解が深まり,自分ごととしてとらえていく姿から多くを学ばせていただきました。子どもたちと先生とのやりとりにあたたかみがあり,先生が気づいてほしいポイントに沿ってさりげなく返答している姿からも学ばせていただきました。公開のための授業ではなく,常日頃からされていらっしゃることの公開なのだな,と感じました。子どもと先生で作り上げる授業って,いいなと感じました。ぎゅうぎゅうに詰めていない感じといいますか,先生がどーんとかまえているから子どもたちも安心してのびのび活動している姿があり,皆で学習に向かっていける,そんな授業を私も目指して行きたいと思います。 ありがとうございました。 ○【授業】宮澤先生,1年B組の皆さん,どうもありがとうございました。個々が高い学習意識をもって取り組んでいる姿が印象的でした。話題の中で調べたものを提示し,それに対して聞いている生徒が反応して自分たちの学習の方向を決めているグループ,複数で動画視聴をしながら意見を交換しているグループ,一方で黙々と個人で学習を進める生徒がいたりと,一つの教室の中で学習のスタイルを生徒たち自身が自然と作り上げていっていると感じました。とても勉強になりました。ありがとうございました。 ・【語る会】学生の方から大学の先生方まで,それぞれの視点からの感想を聴かせていただけたのはとても良かったです。もう少し時間があればと思いました。ありがとうございました。 ○生徒が一人ひとり課題をもって追究していく様子を参観させていただき,自分自身の授業をふりかえるきっかけになりました。また,語る会では少人数で先生方の意見を聞くことができ,大変有意義な時間となりました。 ○3年生の子どの達が,課題に向かって1時間追究する姿が素敵でした。先生の子どもの言葉を大切にしようとされている姿勢がひしひしと伝わってきました。特別なことをやっているのではなく,日ごろの実践の積み重ねが表れている姿だったと思います。ありがとうございました。 ○設定された環境の中,好きな遊びを友達と一緒に工夫して取り組んでいる姿がたくさんありました。幼稚園での経験の積み重ねが所々に出ていて,工夫して作ったり,試行錯誤しながら遊ぶ姿が印象的でした。 ○森学級の生徒さんに接し,元気をいただきました。他者の話に耳を傾け,日ごろ耕してきた関係性を踏まえ,その人が言いたいことを(話し言葉や書き言葉などであらわされていることだけでなく)その人が大事にしていることをなんとか聞き取ろう,引き出そうとする姿に感動しました。 実は彼らが英語で表現し共有し,習熟したいこともそこにあったように思います。それら,情動的で深いところにある感情や意見を英語にすることは難しかったのですが,だからこそ,そこを協働して英語にしていくことを欲していると思いました。 このことについては,語る会でも若干触れましたが,生徒はその実現の可能性を姿で語ってくれているように思いました。 ○授業を参観させていただきありがとうございました。「どれほしい?」と自分から聞く子が多く,どの子も時間いっぱい活動を続けていたのが印象的でした。皆に見てほしい!選んでほしい!という気持ちが活動に向かう原動力になっているんだなと思いました。それまでの授業の積み重ねや授業外でも意識が繋がっていた日々があったからこその本時なんだと思いました。また,3~4人でわいわいと話しながら楽しく選ぶ姿,先生から英語の言い方を聞きながら話す姿,お休みの子の机上にある写真を一人でじっくり考え選ぶ姿と,一つの活動の中に子どもたちの色々な姿があって,どれもいいなあと思いました。教室内の話しやすい雰囲気も含めて,どの姿でも時間でも子どもたちの言語活動に繋がっているのだろうなあと授業を見せていただいて感じることが出来ました。語る会ではなかなか積極的に発言できずにすみませんでした。皆さんのお話を聞いてとても勉強させていただきました。ありがとうございました。 ○柔らかく集中する子どもと教師の姿を参観することができました。温かな空気の中でMさんは,何度もコンパスで模様を書いては消し,書いては消し,納得のいくまで試行錯誤を繰り返していました。時間で止めて共通解を提示してしまうのではなく,この試行錯誤の時間が保障されていることが大事だと感じました。一方で,数人で集まって相談するグループもありました。それぞれがそれぞれのアプローチで探究する場が保障されていました。授業の最後に「メガネをかければ見える」と表現した子がいました。この「メガネ」の中に,かがく(算数)の教科としてのアプローチである「見方・考え方」があると感じます。ヤギとの暮らしも含めた学校生活の中で子どもたちの資質能力は,着実に育まれていると感じました。 また,語る会では,片原先生の教師としての居方の変容をお聴きすることができ,私自身も弛まず学び続けていきたいと思いました。素敵な時と場をありがとうございました。 ○日々の授業実践に困り感を抱いていた中での今回の授業参観でした。実物を目で見て,においをかいで,味わって,触って…。生き生きと授業に取り組む生徒の姿を見て,私もこんな授業がしたいとまた思わせていただきました。学習課題は,全体共通の課題があるわけではなく,個々の予想に基いて自分の調べたいものを調べ,まとめるという展開は,個別最適な学びの一つなのだなと感じました。ICTの活用についても,私も進めていかなければなと刺激を受けました。授業の細かいことは私はまだ勉強不足でわからないのですが,「やっぱり私がしたい授業はこういう授業だ」ということを再確認でき,参加させていただき本当に良かったと感じました。白井先生,授業を参観させていただきありがとうございました。 語る会では,自分の漠然とした困り感を正直に話すと,たくさんの先生方が親身になって聞いてくださってとても心強かったです。ありがとうございました。 ○すぐに公開保育について詳しい意図や子どもの状態を聞くことができ良い時間でした。 ○コロナ禍で公開保育を見せていただく機会が減ってしまい,今回環境について見ることができ,とても勉強になりました。また,語る会では,少人数で話し合う機会を設けて頂き他園の様子も知ることができた。 ○参観させていただき,ありがとうございました。 私の見ていたKさんは,授業のはじまりからアルバムをつくりたい思いが溢れ,思わず飛び出していきそうなく

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