6年次 別冊資料
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-46- <質問項目11> 今年度の各学校園での授業,研究会,合同教員会,信州ラウンドテーブル等を通して,自らの子ども観や指導観 に関して変容したことや再確認したこと等を書いてください。 〇日々の授業では,生徒が何を考えているのか,どこに問題意識をもっているのかを掴むことに難しさを感じています。一方で,そのように生徒の思考を追うことで,どのような教材を準備すれば,より見方・考え方が働くのかを考える機会にもなっています。 〇生徒の思いや願いをもとにした授業や単元展開をこれまでいかにできていなかったかを痛感している日々で〇教師の願いと生徒の願いをすり合わせていくことの大切さと難しさ 〇教師しかけを作り,その中で子供たちは学ぶことを楽しむ。そういう意識が今までの自分には強かったのだと気づかされました。子供たちがもともともつよさに目を向け,教師が自分自身を見つめ,そのうえで何ができるのかを考える。向き合う辛さはあれども,子供たちを見ること,共に考えることが楽しい自分がいます。 〇これまで教師について語ることをあまりしてこなかったが,教師(私)が何をしたのかについて意識をした〇子供は,一人一人力をもっていて,それは個性にもつながっていること。ただし,その力は放っておいても発揮されたり,伸びたりすることはなく,教師の適切な出や子供が夢中になる,打ち込んでしまう教材の大切さを再確認した。 〇子供のよさをとらえ,そのよさを支える授業づくりを意識して行うようになってきた。 〇中学校の実践を知り,12年間を通して,子どもの主体性が発揮される場を保障していくことが,確かに,その〇これまでの教員人生の中で自分が大切にしてきたものと根本的な部分は変わらないということを2年目に入っ〇今までは,保育の環境構成を考える際に「どのようなものがあると楽しくなるか」ということを考えがちな自分がいた。しかし,子どもたちが何の遊びに楽しさ,おもしろさを見出しているのか,その子の思いを捉え,その思いを支えるために必要な援助は何かという,子どもの目線に立って保育を考える視点を持ちつつある。 〇子どもの姿から援助の方向を考えていくこと 〇各校園の先生方と合同教員会やRTでお話できたことで,自分がどんな姿勢で子どもと向き合ってきたか振り返る機会になり,また子どもの姿を中心にしてどんな保育や授業を展開していくのがよいのか,悩みながらも深く考えるようになった。 〇信州ラウンドテーブルに参加し,他校の先生の実践発表を聞く中で,改めて,子どもに対する想い,願いは同じであることを感じたとともに,教師として,いかにいい瞬間のために準備をするか改めて思い,さまざまなことに思いめぐらし保育をしていきたいと感じた。 〇これまでは,「こうあるべき」とか「これがいい」というように,完璧さや正しさを求めるような姿勢だった〇子どもの良さに目を向けていけることの良さを再確認しました。 〇省察の大切さ。ことあるたびに,昨年度の自分の実践と照らし合わせながら目の前の授業を振り返る機会があ〇生徒の思いや願い,問いから始まる単元・題材構想の在り方。実践する中で,もちろん生徒の思いや願い,問いは無くてはならないものであるが,それだけでは学びをデザインすることはできず,教師の願いやねらいをさらに精緻にする必要性を身をもって実感しました。 〇ICTの活用により,授業準備や意見共有などが格段にやりやすくなったと感じる。今までの授業でのよさとICT〇子ども中心の授業を考えてきたが,具体的に何をすれば良いのかわからない状態であった。しかし,各種行事〇各教科の授業を参観する中で,生徒自らが主体的に学びながら,追究を深めていくために,教師が生徒の思い〇「子どもの姿から」という発想の仕方とその効果について,今までも重視してきたつもりでいたが,本校に赴任して様々な形でそれを考えなおす機会を得る中で,「いつも立ち返るべき視点」として自分の中に位置づいてきたように感じます。 〇授業において,子どもの姿から意図と見通しを持って教師が支援をし,その支援により子供がどう考え行動したかについて,さらに思考判断して教師の支援を考えていく。それがとても重要で,そのためには子供をよくみなければならないということを認識しました。 〇教える場面と子どもに考えさせる場面の区別をつけたいなあと思った。なんでも子ども任せではなく,そのバす。まだまだ勉強不足なところはありますが,問いの設定や情報収集といったすべての場面で,生徒の思いや願いに沿って授業を行おうとする考えをもてるようになったと思います。 り,語るようになってきていると感じている。授業のとき私はどうするのかがより明確な時,それはその子をよりみているということなのだと気がついた。目の前でそうしている子にどれだけ思いを致すことができるか,日々問われているのだと実感している。 子の生きる力へと繋がっていくのだと感じた。 た今年,再認識した。 が,その時々の状況の中でできるベストな手段や方法を見つけて行こうと思うようになった。 ったが,今の自分の視点で見直してみると,1年前の自分とはまた違った捉え方ができる。これこそが省察することの意義なのかなと思う。 活用のよさを判断し,適切に活用していきたい。 等に参加する中で,少しずつ考えられるようになってきた。ICTを有効に活用したり,資料の出し方を工夫するなどできることはたくさんあるとかんじた感じた。 や願いを大切にしながら授業を行っていくことの重要性を改めて感じました。学年による発達段階に関係なく,どの児童生徒も「こうなりたい」「こうしたい」という願いを持っていることを再確認し,個別最適な学びを目指した授業つくりをしたいと考えることができました。 ランスを教師が考えていきたいと思った。

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