附属松本中6年次 実施報告書
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⚫ 読むことの(ア):「文字や符号を識別し,正しく読むこと。」 ⚫ 書くことの(ア):「文字や符号を識別し,語と語の区切りなどに注意して正しく書く 授業時数 授業時数 ウ 既存の教科の授業時数変更に伴う対応案 領域「ひょうげん」の授業時数は,第1学年と第2学年では,現行の「音楽」と「図画工作」の時数と,現行の「体育」の時数の1/2の合計程度とする。第3学年では,現行の「音楽」と「図画工作」の時数と,現行の「体育」のうち保健領域を除く90時間の合計程度とする。 ②小学校高学年における,教科「英語」「技術」新設への対応 ◆ 新教科「英語」 ア 授業時数 イ 目標と内容 【目標】 実際に自分の考えや情報を伝え合う英会話や英単語,短い英文の講読・作成などの実践的・体験的な言語活動を通して,英語と社会との関わりについて関心を持ち,英語および関連教科を活用した問題解決の能力を育成し,英語によるコミュニケーション能力の基礎を養う。 【内容】 A 「外国語活動」の内容(第5学年及び第6学年の1(2)(3)と2(2)(3)) B 中学校の教科「英語」の言語活動のうち,聞くこと及び話すことに関する基礎的な内容と,書くこと(ア)及び読むこと(ア)に関する内容 こと。 ウ 既存の教科の授業時数変更に伴う対応案 第4学年の授業時数は,総合的な学習の時間から20時間捻出するとともに,総授業時間数を15時間追加する。第5学年と第6学年については,現行の「外国語活動」の時数を充当するとともに,総授業時間数を15時間追加する。「英語」の指導教員については,人事異動で考慮・措置するとともに,必要に応じ中学校教員による授業が可能な教員配置を実現する。 ◆ 新教科「技術」 ア 授業時数 イ 目標と内容 【目標】 ものづくりや情報技術などの実践的・体験的な学習活動を通して,技術と社会との関わりについて関心を持ち,技術についての実感を伴った理解を図ると共に,技術および関連教科を活用した問題解決の能力を養う。 【内容】 A生活や産業の中でものづくりの技術および情報技術の果たしている役割について知ること。 B製作品の設計について,目的や条件に即した製作品の機能と構造について考え,図を用いて他者に説明ができること。 C製作に使用する工具や機器の使用方法を知り,工具や機器を適切に使って製作品の加工,組立て及び仕上げができること。 Dコンピュータの機能を知り,ソフトウェアを用いて,基本的な情報の処理ができること。 E情報処理の手順を考え,簡単なプログラムの作成ができると共に,処理手順やその工夫について説明できること。 F生活の中で問題点を発見し,その問題について,技術的な解決法を構想し,具体化できること。 ウ 既存の教科の授業時数変更に伴う対応案 授業時数については,各学年とも総授業時間数を20時間追加することで対応する。「技術」の指導教員については,人事異動で考慮・措置するとともに,必要に応じ中学校教員による授業が可能な教員配置を実現する。 ③中学校における,「総合的な学習の時間」や「教科等横断的な学習」の充実への対応 中学校で「学びの総合化」の完成形として【教科等の総合化】,即ち,実生活における教科の学習の総合的な活用を実現するための教科等横断的な学習の充実には,現行の授業時数に加え,さらに10時間〜35時間が必要となると見込まれる。この授業時数については,各教科に潜在する教科等横断的な内容の学習を教科間で相互に調整し,必要に応じて総合的な学習の時間の授業時間数として,全ての学年においてそれぞれ35時間を追加する。 第4学年 35 第4学年 20 第5学年 50 第5学年 20 - 23 - 第6学年 第6学年 50 20

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