5年次 実施報告書
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‐50‐ ③ 子どもの学習状況のデータの蓄積と分析を個別最適な学びへ 私たちは,日常的に様々な形で子どもの学びの姿を残している。子どもの発達段階に応じた校園種の違いはあるが,カンファレンスや研究会等で出された子どもの姿の記録や,子ども自身が学びの道行きを記録するデジタルポートフォリオ,それに対する教師の評価(コメント)や,定期テストや単元テストなどの結果,通知表の所見等である。子どものstudy-logを蓄積する方法は見えつつある。しかし,今まではそれらが点在し,子どもの学びを前に拓き,その子のよさや強みを教師や生徒が自覚しながらさらに伸ばしていくための評価につながりづらかった。そういった子どものstudy-logを校務支援システム・採点支援システムの中に蓄積し,国が進めるオンライン学習システム(MEXCBT)と連携させ,評価がその子にとっての最適な次の学びへとつながる体制作りに取り組んでいきたいと考えている。以下はそのイメージ図である。 【子どもの学習状況のデータの蓄積と,それに基づく個別最適化された学びを保障するためのイメージ】

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