2023信大環境報告書
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・環境エネルギー政策論・環境法入門・再生可能エネルギー概論・環境のためのナノカーボン、エネルギー材料、水処理・緑と水の保全学・農山村と環境・森林サイエンス・環境と材料科学&生物科学・動物と人間社会・環境保全論入門・生物と環境・熱帯雨林と社会・環境社会学入門・環境マインド実践基礎論・自然環境と文化・ネイチャーライティングのすすめ・環境文学のすすめ・ライフサイクルアセスメント入門・自然環境政策概論・都市環境論基礎・土壌学ゼミ・環境マネジメント入門ゼミ・生態資源論ゼミ・アジア開発環境論ゼミ・生物多様性保全ゼミ・環境心理学ゼミ・Low Energy Building(省エネルギー住宅)ゼミ・環境リーダーシップ入門ゼミ・環境マインド実践ゼミⅠ・環境マインド実践ゼミⅡ【ねらい】 地球上には数百万種の生物が互いに影響を与えながら生活しています。私たちは様々な恩恵を多様な生物から享受していますが、これら生物が生息する自然環境は人間活動の影響によって近年さまざまな危機に瀕しています。このゼミでは、自然環境に生息する動植物の生き様や直面している問題について主体的に学ぶことにより、生物多様性保全の重要性について理解を深めます。【概要】 このゼミでは、生物多様性はなぜ重要なのか、現在どのような危機に直面しているのか、またどのような保全策がおこなわれているのかについて、本や新聞、学術論文などを活用して調査・発表します。得られた知識に基づき、人間は他の生物とどのような関係を築いていくべきなのかグループ内でのディスカッションやディベートなどを通して熟考します。【ねらい】 様々な環境の課題を解決していくために必要なことは「気づき」と「協働」です。ゼミの前半では様々な体験を通じ「気づき」を得るための感性を磨きます。 後半では、環境問題解決に欠かせない「協働」を取り上げます。SDGSでは17の目標の最後に「パートナーシップで目標を達成しよう」が掲げられています。近年の環境問題では、地球温暖化対策や廃棄物の削減、生物多様性の保全という様々な分野で、あらゆるステークホルダーが連携して協力していくことが求められています。  本演習では、身近な自然環境をテーマに扱いながら、「気づき」や「協働」といった実際の取組みの中で求められるスキルについて、体験を通じて習得し、環境マインドを高めていくことを目指します。【概要】 本ゼミでは、身近な自然環境に関する具体的な事例を題材にして、体験やディスカッションを通じて合意形成のプロセスなどの学びを進めます。【ねらい】 地球上のさまざまな環境のもとで、生物は環境から影響を受け、生物もまた環境に対して影響を及ぼして複雑な相互関係を保ちながら地球上の生態系を構成しています。こうした生態系における生物と環境の相互作用や生物群集における生物間の相互関係を学ぶことにより、地球生態系の一員としての人間が生物や自然環境に対して及ぼす影響や問題点について理解を深め、生物と環境にかかわる問題について考える力を養います。【概要】 さまざまな環境における生物個体群の分布や生活様式、生物群集における個体群間の相互作用、生物群集とそれを取り巻く環境から構成される生態系の構造と機能について基礎知識や基本概念を解説します。さらに私たちの身の回りから地球的規模に至るまでの生物と環境にかかわる問題について、具体的な事例を取り上げてスライドやビデオ教材を用いて講義を行います。環境科学は、人間とそれをとりまく自然的、物理的、化学的環境との相互作用を扱い、その関係を持続的に維持するための方法論の体系です。信州大学では、単に理論だけでなく、全学を挙げてエコキャンパスを構築し、その継続的改善という実践を通じて「環境マインドをもつ人材の養成」に力を入れてきました。「環境マインド」とは、人と自然を愛する心の豊かさを志向しつつ、現代社会が直面する環境問題を科学的に理解し、問題解決に向けて行動する精神のことです。環境への取り組み環境科学信州大学の全ての学生は、共通教育科目の教養系「環境科学」から、必ず1科目(2単位)以上を履修します。環境科学は、次の内容から構成されています。「生物多様性保全ゼミ」「環境リーダーシップ入門ゼミ」「生物と環境」20授業科目2-1 環境教育環境マインドの醸成授業のねらい・概要の例02

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