2023信大環境報告書
10/34

 9 12月7日(水)〜12月9日(金)、東京ビッグサイトで行われた「エコプロ2022」に信州大学環境学生委員会が出展しました。内容としては大きく二つに分かれ、環境教育と啓発に重点を置いたものとなりました。まず、委員が日頃の活動でつちかった環境マインドから、より広めていきたいことや考えをクイズ形式にして出題し、その解説を行いました。そして、委員が草木染めをほどこした手ぬぐいと農学部のリンゴの枝を加工したストラップをノベルティとして配布しました。 クイズでは「草木染め〜身近な植物の有効利用〜」をテーマとしました。クイズやノベルティで「草木染め」をモチーフとしたのは、普段ひとくくりに「雑草」「害草」と見なしている植物にも見方を変えると魅力があることや、外来種を有効活用する方法があると知ってほしいという思いがあったためです。「難しかった」というお声もありましたが、幅広い年齢の方々に挑戦していただけて、楽しみながら草木染めについて知ってもらうことが出来たと思います。来場者数は全日程でのべ390人となりました。 6月25日(土)、6月26日(日)「環境マネジメント全国学生大会」が三重大学主催で開催されました。大会は対面とオンラインの二種類の手段で参加可能で、2022年度は全国の9大学12団体から73名が参加し、信州大学は対面参加となりました。他大学の学生と6人ほどのグループを組み、互いの団体での活動報告やSDGsの達成に向けての意見交換を行いました。他団体の発表を聞くことで、気になることを共有したり、自団体にどう活かしていくのかを考えたりするきっかけになりました。 2022年は「四日市公害訴訟判決」と国連人間環境会議(ストックホルム会議)開催から50周年であることと、SDGsの2030年までの折り返しの年でした。このことから四日市公害の「過去の負の遺産」を「未来の正の資産」に変えるために、持続可能な社会・カーボンニュートラル社会に向けて、参加者で「三重宣言」を作成し大会の成果としました。TOPIC 04■「エコプロ2022」全キャンパス共通企画■「環境マネジメント全国学生大会」開催各キャンパスの環境学生委員会活動について

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る