研究紹介_2024_日本語版(工学部)
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⼯学基礎部⾨•(電子情報システム工学、物質化学、機械システム工学、水環境・土木工学、建築学等,工学部の複数の専門学科の学生が協働学習を通して効果的に且つ楽しく技術関連の英語のスキルを習得できる方法論)••多文化コミュニケーション•言語と(イン)ポライトネス•アカデミック・ライティングの日・英比較対照122研究シリーズ共同研究・外部資⾦獲得実績研究キーワード英語教育、EnglishforEngineering、多⽂化コミュニケーション、⾔語と⽂化研究から広がる未来卒業後の未来像最近の研究トピックス「自然会話の自賛の発話形式とポライトネスについて」(基盤C)応用言語学は、私たちが遭遇する言語にかかわる諸問題について学際的な視点から研究し解決を図ろうとする研究分野です。当研究室では、工学部に在籍中の日本人大学生・留学生が将来グローバルなエンジニアになるために必須な英語のスキル(EnglishforEngineering)、効果的で楽しい英語の教授法・習得法について研究をしています。また、海外の大学生と日本の大学に在学中の日本人・留学生間の協働学習のプロジェクトも行い多文化コミュニケーションスキルの向上、多角的な異文化意識の養成を目指しています。エンジニアが英語を使ってプロフェッショナルコミュニケーションを行ったり日本語で多文化化コミュニケーションを行う場面は今後も増えていくでしょう。応用言語学の方法論をアプライすることでグローバルなエンジニアとして活躍できる英語・日本語のコミュニケーション力を培います。【私の学問へのきっかけ】中学生の時初めてラジオ講座で英語を習った時から英語の魅力にひかれ夢中になり、英語学の道に進みました。長年外国で暮らすうちに異文化間コミュニケーション・応用言語学・日本語教育にも興味を持ちました。言語学習で自分の世界が広がる喜びを学生の皆さんにも体験してもらえたらと思います。自分の好きなこと、やりたいことを見つけ、とことん打ち込むのが一番だと思います。日本全国・世界各国から集まってきている日本人学生・留学生・教員と友達になって共に学んだ知識・培ったコミュニケーション力は、未来につながります。English for Engineering English for multicultural communicationエクセター大学大学院(修士課程),香港大学大学院(博士課程)を修了後、香港の複数の大学で外国語としての日本語教育・および英語学・応用言語学を教授・2019年より現職講師板倉ひろこ英語のチャットサロンの風景異文化交流イベントMixCulture応⽤⾔語学︓グローバルエンジニアの英語教育・多⽂化コミュニケーションスキルの養成を⽬指して

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