教育学部研究紹介2023
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水みず口ぐち 崇たかし安あ達だち 仁ひと美み小こ池いけ 浩ひろ子こ佐さ藤とう 和かず紀のり現代教育コース5教授准教授准教授准教授【研究分野】幼児心理学、発達科学 ヒトの発達は学際的な研究領域です。心理学に加えて、霊長類の系統発生等の生物進化学、神経科学やゲノムと遺伝学、社会制度や人工物の生態学、広義のコミュニケーション学等、文理複数分野を統合しながら研究します。論文 :Imitation learning errors are affected by visual cues in both response per-formance and visual observation phases/Children's imitation is not always goal-directed/Physical imitation and verbal description of modeled move-ments engage different encoding/Imitation of modeled manipulation of objects by children and adults/Children’s imitations of movements are goal-directed and context-specific/Object-related knowledge and the production of gestures with imagined objects by preschool children/他【研究分野】教育方法学、キャリア教育、授業分析 世界中の至る所で、たくさんの授業が行われています。しかし、見えているのは氷山の一角のようなものにすぎず、人の学びは学校や授業やという枠を飛び越えて息づいています。そして、“昼間の星”のように目に見えなくても時が経つと輝く何かを持っているのです。学びを通して人は生活を築き、人生を歩んで行きます。研究室では見えるものだけではなく、目に見えない部分も大切にしながら、学ぶことと生きることについて追究しています。【研究分野】異文化間コミュニケーション 異文化間コミュニケーション学の最終目的は、異文化を知ることや外国語の学習ではなく文化の異なる人たちと友好的・効果的交流ができる人材育成に関すること。前提として文化の違いを学び、異なる文化間でどのように受け止められるのかも学びます。そして異なる文化の人々がより良い交流をするにはどのようなコンピテンス(コミュニケーション能力)が必要なのか検討します。国内の個人差や地域差も異文化と捉えます。家族でも友人間の行動の仕方、考え方の違いにどのように対応するかも考察します。【研究分野】教育工学、情報教育、ICT活用授業、教育方法学 教育工学は、教育改善のために実践的に貢献する学際分野であること、教育成果を上げる技術・工夫を体系化していくことが目的とされています。この考え方に基づき、小学校の基本的な教育技術や学習方法、学級経営を踏まえた上で、新学習指導要領やGIGAスクール構想において重要性が高まっている1人1台の情報端末の活用やプログラミング教育、メディア・リテラシーといった情報活用能力の育成、新型コロナウイルスによって休校が続く中で喫緊の課題とされるオンライン学習等について学校現場と議論しながら共に実践を作り、普及促進に取り組んでいます。また、AI人工知能を活用して、学習指導や学級経営の改善の試みも始めています。【研究テーマ】乳幼児期の言語や認知・社会性の発達/神経科学に基づくヒト固有の心的機能【研究テーマ】総合的な学習におけるキャリア意識の形成/ユネスコ活動が青年のキャリア形成に与える影響【研究テーマ】異文化間コミュニケーションコンピテンス【研究テーマ】小学校における学級経営・学習指導と情報活用能力の育成キャリア教育の授業案を考え、実践し、生徒の学びの様相を授業分析すること通して、実証的に学びます

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