教育学部研究紹介2023
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猪いの瀬せ 昌まさ延のぶ大おお島しま 賢けん一いち図画工作・美術教育コース23 絵画、彫刻、デザイン、工芸、美術史・美術理論、美術教育について総合的に研究し、専門的知識と制作技術をもつ教員の養成を目指します。芸術を通した人間形成を⼟台とし、美術教育の意味や価値を理解し、指導者に必要な高い専門性が身につけられます。学校教育としての美術がもつ様々な課題を学び、美術を通して子供達に語りかけ、共に成長し、喜びを分かち合う素晴らしさを探求します。人生を豊かにする美術の世界を共に学びましょう。准教授助教【研究分野】美術教育(彫刻)著書:「彫塑制作におけるミメーシスの循環」『美術と教育のあいだ』東京藝術出版会、2011年 主に人体をモチーフにした脱乾漆技法による制作研究を行っています。彫刻制作に必要な基本的造形力と知識を身につけると同時に、造形活動が人間形成にどのような教育的意義を持つのかを学びます。担当授業: 彫刻基礎/彫塑実習/木彫演習/彫塑演習/彫刻表現論など所  属: 国画会/日本美術家連盟/美術教育研究会/美術解剖学会など【研究分野】教科教育学、美術教育学 主に長野県や、アメリカ合衆国の美術教育の歴史を対象としながら、大衆社会や一般教育の黎明期に、近代的な美術の成立と同時進行的に美術教育がどのように成立していったのかという問題に取り組んでいます。現代の図画工作・美術教育に連なる思想や実践が、どのような背景を持って生まれてきたのかということを明らかにすることで、現代の美術教育の課題を解決する手がかりや、今後の美術教育の在り方への示唆が得られると考えています。また、アートプロジェクトやワークショップなどといった、現代的な芸術の動向と関わる美術教育実践、美術館との連携やICT機器の活用などといった現代的な美術教育実践についても関心をもっています。▲絵画第1実習室▲工芸実習室【研究テーマ】脱乾漆制作研究/触覚的教育に関する研究【研究テーマ】美術教育史/美術教育実践研究/アートプロジェクト▲彫刻第1実習室▲構成実習室作品発表風景「掛ける」乾漆 2018年図画工作・美術教育コースの設備図画工作・美術教育コース

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