学生VOICE学生VOICE グローバルな社会で学び仕事をしていくために必要な基礎力を身につけるため、希望者に対して1週間程度の「海外インターンシップ研修」プログラムを用意しています。(令和4年度はマレーシアで実施しました。) まず日本での事前学習として、企業訪問や文献購読を通じて日本企業の海外展開や東南アジアの政治経済、ビジネス環境について学びます。その後の海外研修では、政府機関(大使館やJETRO(日本貿易振興機構)等)、日本企業の現地法人(AEONマレーシア等)、日本人起業家が設立したIT企業やマーケティングリサーチ企業(ミドリテック、TKインターナショナル、ふぁんじゃぱん等)への訪問、マレーシアプトラ大学や帝京マレーシア日本語学院での交流授業を行います。企業訪問や交流授業では、英語でプレゼンテーションを行う機会が多くあり、英語で「伝える・聴く」能力の向上につながる貴重な経験が出来ます。短期間の研修ですが、学生は異文化での活動を通して積極的に学ぶ姿勢とたくましさを身につけてくれます。H.Kさん (2年生)クアラルンプール夜景日本は無宗派が大半を占め、イスラム宗徒は少ないこともあり、イスラム教に関する知識は少なかった。モスクやハラルの食材や文化を気にして買い物をしたり、製造したりすることがないため、スーパーで売られるハラルマークの付いたハラルフードが身近に売られていることにかなり新鮮さを感じた。モスクへの訪問、UPMの学生との交流を踏まえ、イスラムを信仰する人々の文化や食を経験でき、いい経験となった。マレーシアで活躍する日本人の方々のお話をお聞きすることも、インターンとしての企業訪問が1,2年生の時からできて良いと感じた。海外インターンシップ研修 (マレーシア 2023.2.11-2.18)ピンクモスクUPM大学交流この海外インターンシップ研修を受講しようと思ったのは、海外で事業を展開している企業がどのようなことをしているのか知りたいと思ったことがきっかけです。コロナにより、マレーシアに行けるか分からない状況の時もありましたが、実際に現地で企業訪問や研修を行い、私が想像していた以上の知識を得ることができたと感じています。知識を得るだけではなく、プレゼンや交流授業をすることで、分かりやすく説明することの重要さも学ぶことができました。また、英語でのコミュニケーションも、抵抗なくできるようになりました。Y.Yさん (2年生)交流授業(帝京日本語学院)海外インターンシップで磨く、基礎力とコミュニケーション力。13グローバルFeature 7海外で学ぶ。
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