経経法経法め、病院・介護施設で実習を行うことはできませんでしたが、現場の職員5名による双方向授業を行いました。現場の職員の方は、業務内容を説明するだけでなく、文系の職員の果たすべき将来、税務関係に携わる仕事を志望したこともあり、この税務実習であれば、貴重な実務体験を積みながら幅広い税務知識を身につけられると思い、履修を決めました。実習では、ドラマや映画でおなじみの査察や徴収といった、税務調査や滞納処分の模擬体験などの実務を学ぶことができました。また、税務署の業務はこれだけではなく、例えば、お酒には税金がかかりますので、当然酒税に関する業務も扱います。さらには、納税者に税金に対する理解と高い納税意識を持ってもらうため、小中高生向けの租税教育なども行なっています。実習では、税務調査以外にも、こうした小学生向けの租税教室の教材等を議論しました。第一線で活躍される国税専門官の方から直々に教えていただけたことが、非常に貴重な体験でした。また何より、志望先の官庁を受験する際にも、税務実習を通じて得られた知識や経験が大いに役に立ったと感じています。先輩VOICE先輩VOICE先輩VOICE講義で学んだことを実践でトライする…リアル度の高さが実習の特徴です。税務調査と滞納処分に関する実習名越 耕之介さん (2021年度卒業)鳥取県庁島田 美里さん (2020年度卒業)富山県庁清水 航大さん (2020年度卒業)長野県庁経済学 法学両学科受講可両学科受講可ステムが推進されています。この授業では、サービスを利用する高齢者の「生活の質」を向上させるために、医療・介護の専門職や行政の間で重要となる「他職種連携」を、座学と実習を通じて学んでいきます。受講生が今日の経済・社会問題を学び、それに対する政策立案プロセスを模擬的に体験します。本講座を通じて、社会の課題に対する解決策を導き出すとともに、政策の意義を明確に伝え、予算を獲得するまでの政策企画能力を身につけます。租税に関する法理論がどのように機能しているかを理解し、政策判断の基礎的能力を身につけます。税務署が直面する法律問題を発見し、その解決策を模索する中で、自らの地域貢献のあり方について今一度考える機会を提供します。授業の狙い持続可能な医療・介護保険制度のために、地域包括ケアシ授業の狙い授業の狙い財務省の現役予算査定担当者(主計局主査)に対して、受講生自らが考えた政策案について、予算要求を行い、模擬予算折衝を行う。受講生が税務調査、滞納処分などをロールプレイングの形で体験する。実習の実施や教材作成にあたり、関東信越国税局と松本税務署の全面的な支援を受けている。病院見学普段なかなか入る機会のない医学部附属病院に伺い、病院の施設と事務系職員の業務を見学します。施設実習市役所・社会福祉法人・病院での実習で、自ら設定した仮説を検証するとともに、職員の業務を体験します。政策コンテスト高大連携の観点から、高校生を審査員とする政策コンテストを実施し、各自の提言を発表する。模擬予算折衝この授業は、地域包括ケアシステムが果たす役割を座学と実習を通して学ぶことができます。2020年度はCOVID-19のた役割も話してくれ、将来の就職先の1つとして選択肢としてあるのだと実感できました。双方向授業前に、学習する中で浮かんだ疑問に仮説を立て、それを現場の職員の方に直接お聞きしました。このプロセスを経ることで、より具体的に理解することができ、自らの成長を感じ取ることができた授業であったと確信しています。政策企画実習では、政策をつくり、予算を獲得し、それを市民(高校生)に発表して評価をしてもらう、という行政で日々取り組んでいることを体験できます。予算を獲得できなければ、どんなに有益な政策でも実行に移せません。予算は国民の税金ですので無駄遣いはできません。「公益性があって、客観的な基準で効果を検証できるのか?」など、細部まで検討する必要があります。この実習で、予算を獲得することの難しさ、納得してもらうためのデータの重要性、グループワークでのコミュニケーションが大切であることを学びました。財政の知識を深めたことは公務員として役立っていますし、グループワークの経験は様々な職業に役立ちます。是非受講することをおすすめします。12地域包括ケアシステム論政策企画実習税務実習アル度が違う。ECONOMICS & LAW
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