大学概要2022
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教育09【大学院共通】大学院課程における教育課程編成の方針1.信州大学大学院は、研究科及び専攻の教育上の目的を達成するために必要な授業科目を自ら開設するとともに、研究指導の計画を策定し、体系的に教育課程を編成します。2.信州大学大学院は、教育課程の編成に当たっては、専攻分野に関する高度の専門的知識及び能力を修得させるとともに、当該専攻分野に関連する分野の基礎的素養を涵養するよう適切に配慮します。大学院課程における教育課程実施の方針1.信州大学大学院は、専門性の一層の向上を図り幅広い学識を涵養するため、コースワークを充実させ、コースワークから研究指導へ有機的につながる体系的な教育を行います。また、各研究科の「学位授与の方針」に定めた、修了時までに修得すべき知識・能力等がカリキュラム体系のなかでどのように養成されるのかを示すため、シラバスで「学位授与の方針」で定められた知識・能力等との対応を示し、それら諸能力等を修得するプロセスを履修プロセス概念図で示します。2.信州大学大学院は、学生個々人の主体的で活発な勉学意欲を促進する【学士課程共通】信州大学は、かけがえのない自然を愛し、人類文化・思想の多様性を受容し、豊かなコミュニケーション能力を持つ教養人であり、自ら具体的な課題を見出しその解決に果敢に挑戦する精神と高度の専門知識・能力を備えた個性を育てることを教育に関する目標にしています。信州大学は、この教育に関する目標に基づき、信州大学「学位授与の方針」で定めた知識・能力等を信州大学「教育課程編成・実施の方針」で定める教育内容・方法等により卒業までに身につけるため、これらの教育に必要な高等学校修了段階の学力を有する人を求めています。  高大社接続の観点を踏まえた共通教育カリキュラムを編成し、全学的なリベラルアーツ及び初年次教育の充実を図ります。 また、地域社会のフィールドを活用したPBL(問題解決型学習)を拡大するとともに、全学部生にリテラシーレベルの数理データサイエンス・AI教育を行う体制を整え、DXを活用した教育を推進します。 高度専門職業人としての専門的能力に加え、優れた社会的課題解決能力を備えた、現代のグローバル社会で指導的役割を果たしうる人材の育成を目指し、大学院修士課程・博士課程を見直します。 また、優秀な博士人材確保のため、生活費相当額及び研究費の支給等の経済的支援を行うプログラムを実施しています。【大学院共通】信州大学大学院は、以下のような能力や意欲を備えた人たちを積極的に受け入れます。・幅広い教養と専攻する分野の専門知識を持ち、さらに高度な専門的知識・専門応用能力立場から、授業時間外の多様な学修研究機会を通じ、諸課題に積極的に挑戦させます。3.信州大学大学院は、成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、学位授与の方針に基づき各科目に掲げられた授業の狙い・目標に向けた到達度をめやすとして採点します。【評価方法】・講義科目においては、理解度を見る筆記試験やレポート、参加度により、授業達成目標への到達度を判定します。・演習、実験、実習、実技科目においては、試験やレポートに加え、参加度や発表内容、実技等を通して、授業達成目標への到達度を判定します。・授業達成目標への到達度は、可能な限り複数の評価手段によって判定します。4.信州大学大学院は、修士課程及び博士課程の学位論文審査体制を充実させ、厳格な審査を行います。を修得したい人・知的好奇心が旺盛で、専門的課題や地域社会の抱える課題に主体的に取り組む人・深い知性、論理的な思考力、豊かな人間性を備え、様々な分野でリーダーシップを発揮し、活躍したい人・社会・環境・国際問題に関心をもち、創造力を活かし、グローバルに活躍したい人・職業経験から獲得した知識・技能を高度化、深化させたい人入学者受入方針(アドミッションポリシー)共通教育の充実及びDXを活用した教育の推進国際社会をリードする専門人材の育成(大学院教育の見直し)

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