大学概要2022
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教育学部附属学校園32University School 附属幼稚園は、「遊びにうちこむ子ども」を教育目標にかかげ、緑豊かな環境の中で、一人一人の子どもが生き生きと目を輝かせながら、興味や関心のある遊びにうちこむための援助を大切にしています。 長野県歌『信濃の国』を校歌にもつ附属長野小学校は、大正期に始まる総合学習の理念《子どもを内から育てる》を礎に、子どもと共に学びあう探究者でありたいと考え、学校目標を「共に在る」と定めました。学級では核となる飼育や栽培活動が行われ、教科においても体験活動を重視しています。また谷浜鍛錬会等100年以上続く行事も引き継がれています。 学校目標は、「ともに学び『一人となる』」です。また、学校目標と切っても切れないのが「戸隠しょうま」であり、本校の校章、シンボルとなっている花です。「戸隠しょうま」は、雪に耐え抜き、気品に満ちた花を咲かせます。この花のような、気概をもった人間を師弟共に目指しています。また、附属長野中が大切にしていることの一つに合唱があります。音楽集会では、学友一人一人が心を一つにして歌う声が、体育館いっぱいに響き渡ります。 「活気ある子ども・集中する子ども・仲のよい子ども」の具現をめざしています。感動の生まれる行事や活動を充実させ、知・徳・体のバランスのとれた人間形成を進めています。 附属松本中学校は2011年にユネスコスクールに加盟し、持続発展教育(ESD教育)を推進しています。地域の「もの」「ひと」「こと」に学ぶ総合学習、松本城清掃等の活動を通して、教育目標である「たくましく心豊かな地球市民 ―自主・創造・愛他―」を目指しています。 附属特別支援学校は、知的障がいのある小1から高3の子どもたちを対象にした学校です。学校教育目標「自らの力をじゅうぶん発揮し、主体的に取り組む生活を今と将来にわたって実現する児童生徒の育成」を目指し、生活単元学習・作業単元学習、PLUSの時間の学習(個別の学習)を中核にした子ども主体の生活づくりを進めています。また、学校・PTA・学部の三者が共同して放課後のクラブ活動(げんきクラブ)を行うなど、家庭や地域との連携も大切にしています。附属幼稚園附属長野小学校附属長野中学校附属松本小学校附属松本中学校附属特別支援学校教育学部附属学校園

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