大学概要2022
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「創造的活動で新たな価値を生み出し、経済社会の大きな変化を創出すること」と定義されました。現在の信州大学は、人文知の社会への還元を目指している人文学部、「臨床の知」によって教育県長野を支える教育学部、改組によって学士(法学)も修めることのできるようにした経法学部、自然界と宇宙の理を探求し、世界的に高い評価を受けている理学部、人々の健康を支え、地域に高度医療人を輩出し続ける医学部、世界のミライLABへと歩みを進める工学部、「食料」「生命」「環境」に関わる諸課題に挑戦し続ける農学部、そして、伝統の繊維からファイバー工学へと展開する繊維学部の合計8つの学部と学部を超えた特色ある1年次の共通教育を担う全学教育機構から構成されています。社会環境変化の激しい現代社会では、あらゆる「知」を結集し、また融合してイノベーション創出に立ち向かうことがますます重要になっています。信州大学はこれからも総合大学の強みをいかんなく発揮して、地域の中核大学としてこの地域の発展を本気で担っていくことをお約束します。信州の未来は信州大学にお任せください。美しい自然、優しい人々・・・・・私はここに改めて、信州のこの地で、皆さまと心を一つにして未来に挑戦し続け、活力に満ちた世界最高水準の教育研究拠点たる地域の大学を築き上げることを誓います。学内外のステークホルダーの皆さまの変わらぬご支援、ご協力をお願いして、ご挨拶と致します。0303「至福の刻」早朝の乗鞍岳から遠く南アルプスを望む。ここは日本でも有数の美しい山並みを一望できるスポット。贅沢な時間を過ごしながら、山々の稜線が最も際立つ瞬間を見計らい撮影しました。撮影:若林 武

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