大学概要2022
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特色ある教育プログラム26Unique Programs of Study 総合理工学研究科農学専攻では、企業・自治体・公益法人、NPOに所属する職員等、地域のマネジメントやイノベーションを担う社会人を対象とした、農学版MOT「地域共生マネージメントプログラム」を実施しています。 本プログラムは、地域開発・保全など農学分野の専門技術者を育成する通学制のプログラムで、e-Learningシステムを活用し社会人にも学びやすい環境のもと、最短1年で修士(農学)の学位を取得できます。 本学では、優秀で志のある博士学生が研究に専念するための経済的支援プログラムとして、指導教員が企業等と実施する共同研究に参画する共創フェローを支援する「信州大学信州産学共創フェローシップ制度」、分野を超えた学生間交流を行う「信州多聞塾」、地域課題解決研究プロジェクトやインターンシップ等を通じて多様なキャリアパスで活躍できる博士人材を育成する「次世代高度人材『地域発志士』育成プログラム」を実施しています。 本プログラムでは食品のモノづくり(食品製造や食品開発)ができる技術者の育成を目指しています。主に土曜日に、専門分野の講師による基礎知識と企業における実践的な取り組みについて学びます。総時間数120時間以上の特別の課程(修学期間1年)で、全ての科目を受講・修得した受講生に対して、履修証明書を授与します。◇ローカル・イノベーター養成コース(2017.4~)地域社会の現場(ローカル)が抱える問題を的確に分析し、革新的(イノベイティブ)な解決策を考え、実践する人材を育成します。◇グローバルコア人材養成コース(2018.4~)海外・国内におけるグローバル環境で、組織のコア人材として活躍できる素養、能力、教養を身につけ、主体的に協働できる人材を育成します。◇環境マインド実践人材養成コース(2019.4~)環境分野の幅広い課題の基礎知識を身につけ、特に国際社会の共通の目標であるSDGsや、持続可能な循環共生型の社会構築を意識して、課題解決できる人材を育成します。◇ストラテジー・デザイン人材養成コース(2021.4~)データ・サイエンスの基本となる思考や視点、リテラシーの獲得及びその実践を主たる学びと位置づけ、様々な課題に対して戦略を練ることができる人材を育成します。◇ライフクリエイター養成コース(2021.4~)データ・サイエンスや AI の一般的なスキルから、学際協働力、社会実装力を身につけ、情報によって組織や社会に操られずに、自らの人生を創造できる人材を育成します。環境マインド実践人材養成コースネイチャーウォッチングについて説明を受ける受講生特色ある教育プログラム修士課程社会人向け『地域共生マネージメントプログラム』(文部科学省「職業実践力育成プログラム」、厚生労働省「専門実践教育訓練給付制度」指定講座)博士課程学生支援プログラム「信州産学共創フェローシップ制度」、「次世代高度人材『地域発志士』育成プログラム」社会人向け『信州フードスペシャリスト育成プログラム』(長野県「食」と「健康」ラボ機能形成事業委託事業、厚生労働省「一般教育訓練給付制度」指定講座)地域基幹産業を再定義・創新する人材創出プログラム「ENGINE」 信州大学が実践するENGINEプログラムは、全学横断特別教育プログラムと連携し、地域の課題を魅力に捉えなおすデータサイエンスのための素養をはじめ、地域資源や魅力発見に向けた固定概念に囚われない思考力、「ゼロ」から「イチ」を創り出すための実行力を、自らの専門力を伸ばしつつ、他者との関係から修得する約2.5年間のプログラムです。 また、富山大学と金沢大学とも連携し、特定の地域にとらわれない発想や連携する力を身につけていきます。全学横断特別教育プログラム 信州大学の学生が、学部・学年を超えて一緒に学ぶことができる教育プログラムです。 意欲のある学生が、自らの学部の学修に加えて、専門分野を超えた知や分析視点を獲得し、学術に対する深い理解と経験を養うための学習機会を提供するものです。 地域社会・グローバル・環境マインド・データサイエンスを学ぶ 5 コースを揃えた、特色ある教育プログラムを展開しています。

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