2022 繊維学部研究紹介
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55総合研究棟繊維学部総合研究棟ファイバーイノベーション・インキュベータ(Fii)施設Fii施設基盤研究支援センター機器分析支援部門(上田分室)機器分析支援部門棟液体中にある試料にプラズマを照射し、元素の種類や量を測定することができます。残響が非常に少ない特別な実験室。動作音の測定、音響機器開発や遮音効果の測定が可能ICP発光分析装置エネルギー分散型微小部蛍光X線分析装(μEDX)10㎛スポットの元素分析装置です。完全無響室・残響室強い磁場を発生させて分子の化学構造や物性などを測定する装置です。高真空モード、低真空モード、EDS分析が標準装備です。NMR(核磁気共鳴)装置走査型電子顕微鏡(SEM)サーマルマネキン繊維学部キャンパスでは、教育研究を行うための研究機器をキャンパス共有で整備しています。ここでは研究機器が設置されている施設、代表的な機器を紹介します。基盤研究支援センターの機器分析支援部門は信州大学に設置されている共同利用大型分析機器の管理・運用を行うとともに、それら機器を用いた実験技術の研究開発および教育を実施する機関です。分析機器の最新情報の提供、技術指導、研究支援を通じて本学における教育研究活動の発展や研究基盤の整備・拡充に貢献していきたいと考えています。ファイバーイノベーション・インキュベータ(Fii)施設では、企業との共同研究を中心に使用する繊維に関する試作品製造から機能評価を行なえる最先端の設備を備えています。また産学連携のノウハウを持つ経験豊かなコーディネータが常駐し、大学の研究と企業の橋渡しの支援をしております。総合研究棟には、主に電子顕微鏡やX線回折装置など化学系の各種解析装置を共用機器として整備しております。共通利用機器①教育研究や産学連携の推進のための装置群

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