NOW135
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信大NOW 第135号◎表紙/信州の自然科学をイメージしたピクトグラム。信州大学らしい特色ある研究が大樹を形成する。「初夏の装い」6月初旬、北アルプス・爺ヶ岳の東方にある権現山からの眺望。残雪が眩しい後立山連峰、そして青々と水を湛えた青木湖とそれらを囲む新緑のコントラストが美しく、いつまでも見飽きることがない。長く厳しい冬から解放された森の木々たちは雪解けと同時に芽吹き始め、この時期すでに森林限界付近にまで達している。一年で最も清々しく生命感溢れる季節が今年も巡ってきた。 撮影:若林 武 氏信州大学自然科学館 開館10周年記念企画新旧館長対談0307091113151801信州大学所蔵 日本屈指の山岳図書コレクション・ 山岳科学研究拠点山岳生態系研究部門の活動・ 理学部附属湖沼高地教育研究センターと諏訪湖研究CONTENTS2022/09自然科学特集スピンオフコラム◎TOPICS・ 松本卓也助教を代表とする研究グループが 飼育ウマの呼吸数を非接触で測定することに成功・ 田中直樹教授を代表とする研究グループが 信州伊那赤松産の酸性活性炭による肥満予防効果を解明・ 東城幸治教授を代表とする研究グループがトビケラ目昆虫を対象に 分子系統解析による系統進化史と「形質置換」現象を究明・ 三澤透教授を代表とする研究グループが クェーサーが周辺ガスに与える「非等方的」な影響の謎を解明・ 小林元准教授が参加する研究チームが 地球温暖化がコケに与える影響を解明・ 中瀬悠太特任助教を含む研究グループが 複数寄生になると成長が早くなるネジレバネを発見信大NOW自然科学特集関連NEWS●編集後記小谷コレクション信州大学・自然科学研究のルーツを紐解く「矢澤ノート」の新発見と「信濃博物学」マイスターが語る自然科学教育・研究の魅力135No.自然科学という伝統と宝物。

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