NOW133
3/20

コンソーシアム公式キャラクターMEG(メグ)企業の先端技術とアカデミアの知見をマッチングさせることで、医療機器開発の産業基盤を創出しようとする壮大なプロジェクトが「生理学的データ統合システム構築による生体埋込型・装着型デバイス開発基盤の創出」。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の採択を受け、2017年から信州大学が中心となってコンソーシアムを形成し産学連携の研究開発を進めてきました。人工内耳や人工補助心臓など生体に埋め込んだり装着したりする先端医療機器は、これまで分野ごとに開発が行われてきましたが、生体への安全性をクリアすることは共通の課題です。この安全性に着目してリスクを抽出し、それらをコントロールするための知見を集積させたシステムを創り上げました。医療機器開発への新規参入をも加速させる支援システムとして今後の普及が期待されます。この後の誌面でプロジェクトの概要と5年間の研究成果をお伝えします。02(OPERA)体埋込型・装着型デバイス開発基盤の創出タ統合システムが拓くの未来。

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る