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先鋭材料研究所 手嶋勝弥教授/所長、田中厚志教授、古山通久教授が中心となり起業した「ヴェルヌクリスタル株式会社」が、2022年2月に開催された国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催のNEDO TCP(Technology Commercialization Program)2021最終審査会において、当日参加されたオンライン視聴者の投票によって選出される「オーディエンス賞」を受賞しました。NEDO TCP 2021は、技術を基に起業し、事業を大きく拡大させたいと考えている起業家、起業家予備群、起業意識のある研究者等を支援するためのプログラムで、ビジネスプラン作成支援やメンタリング等の機会を提供するものです。本学からは、2021年11月に開催された「信州大学ベンチャーピッチ」にて最優秀賞を受賞した手嶋教授のプランがNEDO TCP 2021の出場権を獲得して出場し、一次審査会を通過後、最終審査会でのプレゼンテーションの結果、「オーディエンス賞」の受賞となりました。「オーディエンス賞」を受賞した事業プラン、チーム名は以下のとおりです。事業プラン:ユニバーサル浄水用結晶材料の開発チーム名:ヴェルヌクリスタル株式会社工学部建築学科の高木直樹特任教授と高村秀紀教授が株式会社シーエナジー、小諸市、JA長野厚生連 浅間南麓こもろ医療センター及び株式会社石本建築事務所と協働で実施した事業が2021年度新エネ大賞(主催:一般財団法人新エネルギー財団)の分散型エネルギー先進モデル部門において、資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。事業名は脱炭素に向けた官民一体の地域分散型エネルギーマネージメント事業です。「新エネ大賞」は、新エネルギー等に係る機器の開発、設備等の導入、普及啓発、分散型エネルギーの活用及び地域に根ざした導入の取組みを広く公募し、厳正な審査の上、表彰をすることを通じて、新エネルギー等の導入の促進を図ることを目的としているものです。令和3年度「新エネ大賞」は、平成23年度の自主事業化以降で最も多い60件の応募がありました。(左から)高木直樹特任教授、高村秀紀教授16NEDO TCP 2021最終審査会で「オーディエンス賞」を受賞工学部建築学科の高木直樹特任教授と高村秀紀教授が2021年度新エネ大賞の分散型エネルギー先進モデル部門において、先鋭材料研究所長 手嶋勝弥教授が資源エネルギー庁長官賞を受賞

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