医学部医学科研究案内2022_日本語
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小さくともキラリと光るオリジナリティ溢れる研究の推進http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/i-seikei/default.html躍進する英語論文数656050454035302520151050腱移植手術中に撮影した写真ルブリシンノックアウトマウスの屈筋腱組織像マイオスタチンによる腱細胞の分化誘導【疾患班名】 1.上肢班  2.下肢班  3.脊椎班  4.腫瘍班・それぞれのグループの紹介を見てください。・査読有の英文論文数は2010年以降、コンスタントに年間20編以上で、・手根管症候群・肘部管症候群の画像所見や術後成績に関する研究・母指CM関節症stage4の術後成績に関する研究・小布施町民を対象としたコホート研究(おぶせスタディ)・腱細胞分化や腱鞘炎発症メカニズムの解明研究から広がる未来・研究から得た結果を実際の患者さんの治療に生かすことができます。・ロコモティブシンドロームや骨粗鬆症など高齢者に起こる疾患に対する新たな予防・腱細胞分化や腱鞘炎発症メカニズムを解明することで、再生治療や新規治療法の開研究を通じて、上肢外科に関連した疾患についての知識を深めることができます。また現象を多角的に捉える目を養うことで、以後の臨床やさらなる研究に役立ちます。上肢外科は外傷や疾患により障害が生じた上肢の機能を再建することを目的とした分野であり、整形外科の中でも特に扱う疾患が多いため、研究テーマが豊富です。信州大学上肢グループでは、日常の診療で得たヒントを研究にフィードバックさせ、臨床から基礎に至るまで様々なテーマで研究を行っています。特に末梢神経が圧迫されて生ずる絞扼性神経障害や手指の腱断裂、関節症の診断法および治療法に関する研究、腱細胞分化や狭窄性腱鞘炎に関する基礎研究では、国際学会での発表や英文誌への投稿により、世界に情報を発信しています。法の提案ができます。発などに応用できます。卒業後の未来像5.四肢外傷再建チーム近年は50編以上の論文が生まれています。主な研究テーマ2720091011121314151617181920研究・診療内容の概要基礎研究・信州大学バイオメディカル研究所: カーボンナノチューブの生体材料応用を中心に 10人以上で多角的に行っています。・信州大医学部内基礎医学教室と共同研究 (骨軟骨、筋腱、神経)・信州大学繊維学部と共同研究(脊椎生体力学)・運動機能学教室内の各研究グループによる独自の研究臨床研究・おぶせスタディ(地域住民コホート研究)高齢者の運動器検診・上肢、下肢、脊椎、骨軟部腫瘍、骨粗鬆症における病態解明と治療効果の 研究・運動器の疾患・障害で悩んでいる方に、新規治療法を提供します。・超高齢化社会の日本、世界を前進させます。・運動器障害を有する小児に明るい未来を示します。・スポーツ、運動を通じて国民に高いQOLを提供します。(チーフ:講師 林 正徳)(チーフ:講師 林 正徳)上肢 班上肢 班運動機能学(整形外科)運動機能学骨、軟骨、脊椎、筋腱、神経疾患の病態解明と新規治療法の開発臨床で得たヒントを研究にフィードバック ~上肢外科の魅力~

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