2022信大環境報告書
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費消ーギルネエ次一]yad/JG[量64206420間 2021年度の実態把握により、学食全体のエネルギー消費構造が明らかになった。また、電力に関しては機器別にさらに詳細な分析を行い、機器の電力とそれに影響を与授業期間休暇期間授業期間休暇期間える要因との関係について明らかにした。今後は、ガスの使用状況の詳細な把握や、エネルギー削減案の立案と実施が必要であると考える。費消ーギルネエ次一]yad/JG[量図1.日平均一次エネルギー消費量図2.暖冷房期・授業期間における日平均電力消費量の内訳側ーショーケース■ 謝辞 本研究は信州大学工学部スマートキャンパス化WGの支援を得て実施した。中部電力ミライズ長野営業本部法人営業部、信州大学工学部総務グループ管理係 平井規夫氏、信州大学工学部技術部 梶田昌史氏、徳武怜氏、高沢環境への取り組み 当研究室の過去の研究において、大学構内の建物のうち学生食堂(以下学食とする)の単位面積当たりの電力消費量が特に大きいことが明らかとなり、省エネルギー対策を優先的に進める必要性があると考える。しかしエネルギー消費構造を機器別に分析したデータは不十分で、学食での省エネルギー対策の立案は困難である。そこで本研究では、電気・ガス併用型学生食堂を対象とし省エネルギー対策の立案を目的に、対象施設のエネルギー消費構造を実測により把握し、機器別にエネルギー消費特性を分析した。 2021年度における学食全体での日平均電力消費量と日平均ガス消費量を期間別に把握し、一次エネルギー消費量に換算した。授業が行われ、学食の利用者数が増える268.8kWh2.9 1.2 2.7 1.9 暖房期厨房電灯給茶機北側給茶機北中コールドテーブル電子レンジウォーマーテーブル23%37%2%22%7%274.5kWh268.8kWh2.9 1.2 1.9 2.7 暖房期厨房電灯給茶機北側給茶機北中コールドテーブル電子レンジウォーマーテーブル23%37%22%7%274.5kWh温蔵庫9%14%16%暖房期・授業期間電気ガス2.4 1.0 2.6 2.1 授業期間休暇期間授業期間休暇期間冷房期食洗器場動力給茶機南中無名コンセント自動ドアピット内照明51%冷房期・授業期間厨房動力冷蔵庫・温蔵庫冷凍庫給茶機南側喫茶照明パススルーショーケース9%14%16%授業期間の一次エネルギー消費量は5.0GJ〜5.6GJであった。また、消費する電気とガスの割合を把握した。さらに、電力に焦点をあて、機器の種類別日積算電力消費量の内訳を把握した。分析により、学食の電力消費量は厨房機器とエアコンの占める割合が大きく、食堂部分の機器は小さいことが確認できた。渓吾氏、並びに、食堂店長 小沢昭彦氏、購買店長 竹前賢一氏に多大なるご協力を得た。この場を借りて感謝の意を表す。暖房期・授業期間電気ガス2.4 1.0 2.1 2.6 冷房期食洗器場動力給茶機南中無名コンセント自動ドアピット内照明51%2%卒業論文工学部 建築学科 鍋田 萌 電気・ガス併用型学生食堂におけるエネルギー消費構造の把握2-1 環境教育博士・卒業論文・研究成果論文2002

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