2022信大環境報告書
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が、きちんと考えようとすると存外分からないようなクイズを目指して作成しました。具体的には「全世界で天の川を見ることができない人口は?」「世界で初めて水素乗用車を発明した国は?」「次の野菜(きゅうり・ブロッコリー・リンゴ(ふじ)の旬はいつ?」の三問を出題しました。クイズ毎の解説パネルを作成し、それを用い説明しました。アンケートでは丁寧な解説が好評でした。 二つ目のワークショップではかなりの数を集めることができ、内容として特に多かったのは電気の使用に気をつけること、旬の野菜を食べることでした。 三つ目のノベルティの受け渡しでは、マイ箸に農学部の演習林の間伐材を使っていることや、手ぬぐいにライチョウのイラストを使ったことで非常に好評でした。目につきやすいクイズのパネルを掲示していたので、来場者数は全日程が平日であったにもかかわらず360人でした。いて、これからの活動に役立てたいと話していました。各団体の発表が終わると、分科会がありました。テーマは“プラスチック容器を減らすためにはどうしたらいいか”、“コロナ禍において団体活動をどう共有するか”、“省エネを大学内で呼びかける方法”、“活動のやりがいを多くの人が感じるためには”の4つでした。時間は1時間ほどでしたが、全てのグループで活発に意見が出たようでした。 この大会では環境に関する知見を深められる他に、環境活動のヒントを得たり、既に団体で行われている活動を他に広げることに繋がります。これからも、大学生同士の交流を深め、良い活動を増やしていきたいです。全キャンパス共通企画11■「エコプロ2021」に出展しました 12月8日(水)〜12月10日(金)、東京ビッグサイトで行われた「エコプロ2021」に信州大学環境学生委員会が出展しました。内容としては、環境教育と啓発に重点を置き、大きく分けて三つです。まず一つ目は我々委員が日ごろの活動で身に着けた環境マインドから、より広めていきたいこと、考えなどを「クイズ形式」にして出題し、その解説を行うこと。二つ目にはワークショップ形式で、解説を聞いた後や他のブースを回り、自分が新しくできることを実際に考えてもらい付箋に書いて貼ってもらうこと。三つ目は使い捨てのものの代替品となりうると考えた、マイ箸と手ぬぐいという2つのノベルティを受け取ってもらうことです。 一つ目のクイズについてですが、第一に関心をもってもらうことが大事だと考えたため、一見単純そうに見えます■「環境マネジメント全国大会」オンラインにて開催 9月9日(木)「環境マネジメント全国大会」が千葉大学主催で開催されました。信州大学からは、3年生7名、2年生4名、1年生2名の計13名が参加しました。大会は12団体が参加し、今回はzoomでの参加となりました。14時までは団体ごとに今までの活動を発表し、質問に答えました。4つの団体の発表が終わると、10分ほど時間を取り、5〜6人ほどのグループに分かれ、感想を出し合いました。他団体の発表を振り返ることで、気になることを共有したり、自身の団体にどう活かしていくかを考えるきっかけとなりました。まだ発足して日が浅い団体もあり、意見交換や団体の発表を聞各キャンパスの環境学生委員会活動について

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