INTEGRATED_REPORT_2022_web
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54Shinshu UniversityIntegrated Report 2022損益計算書は、国立大学法人が公共的な性格を有し、利益の獲得を目的とせず、独立採算を前提としていないことから企業における経営成績を明らかにするためのものではなく、一会計期間(4月1日〜3月31日)の大学の運営状況を明らかにすることを目的として作成しています。●経常費用は、前年度比13億93百万円(2.6%)増の558億89百万円となっています。費用増加の主な要因としては、附属病院収益の拡大に伴って診療経費も増加し、12億17百万円経常費用経常費用推移一般管理費教育研究経費診療経費600500400300200100Integrated Report 2022 Shinshu University(億円)注)百万円未満を切り捨てているため、合計額が一致しない場合があります。3%受託研究費等6%11%34%393938382727223223219219214214130130102102125125363620045151201054542011附属病院収益人件費教育研究費600500400300200100200400損益計算書(2021年4月1日〜2022年3月31日)(6.7%)増の194億38百万円となったことなどがあげられます。2004年度から、経常費用全体としては約180億円(47%)増加しています。●経常収益は、前年度比12億34百万円(2.2%)増の577億63百万円となっています。収益増加の主な要因としては、新規入院患者や手術件数の増加などにより附属病院収益が16億37百万円(6.1%)増の284億59百万円となったことなどがあげられます。2004年度から、経常収益全体としては約180億円(45%)増加しています。経常収益推移(億円)(年度)当期総利益目的積立金積立金49%前中期目標期間繰越積立金中期目標期間の最終事業年度に生じた当期総利益は目的積立金や積立金、前中期目標期間繰越積立金とともに積立金へ振替されます。その上で次期中期目標期間への繰越が認められなかったものは国へ返還することとなります。5252464625125127272582581401406767182182194194164164586161582020202113,2556,10128,4597,3002,64557,763410その他の収益学生納付金収益20102011201220132014201520162017(単位:百万円)文部科学大臣により次期中期目標期間への繰越が認められたもので、計画で定めた使途に沿って使用できます。積立金繰越が認められなかったもので、国へ返還します。79797777616165657474717157572352352372372452452052052122122212211981982272276464646462626363595964646464136136138138137137140140138138140140126126131131次期中期目標期間への繰越国庫納付金999977777777767610010025425426926926826828528563636262636362626161139139138138135135133133附属病院収益運営費交付金収益2018201920202021(年度)決算情報損益計算書の概要経常費用教育研究経費 診療経費 受託研究費等 人件費 一般管理費 その他 経常費用計 臨時損失 その他1%その他5%学生納付金収益人件費45%外部資金収益運営費交付金収益その他診察経費当期総利益 10%13%23%454543434040414141413838404037372322322402402452452462462482482522522172172212211361361471471601601631631621621691691771771871876060201264642013696920146969201562622016636320176262201860602019経常収益2,240目的積立金取崩額 経常収益6,09519,4383,52625,1451,577104運営費交付金収益 学生納付金収益 附属病院収益 外部資金収益 その他 55,889経常収益計 203臨時利益 159

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