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生坂村池田町御代田町立科町下諏訪町諏訪市岡谷市木曽町王滝村大桑村南木曽町阿智村平谷村根羽村売木村Integrated Report 2022 Shinshu University小谷村白馬村長野市小川村大町市千曲市麻績村松川村筑北村青木村安曇野市松本市山形村朝日村塩尻市木祖村辰野町箕輪町南箕輪村伊那市宮田村上松町駒ヶ根市飯島町松川町高森町中川村豊丘村大鹿村喬木村飯田市下條村泰阜村阿南町天龍村野沢温泉村飯山市栄村信濃町木島平村中野市山ノ内町飯綱町小布施町高山村須坂市坂城町東御市上田市小諸市軽井沢町佐久市長和町佐久穂町小海町北相木村茅野市南牧村南相木村原村川上村富士見町NPO諏訪圏ものづくり推進機構南信州広域連合を含む9機関(共同研究講座コンソーシアム)48Shinshu UniversityIntegrated Report 2022MAPTOPICS産学官が連携してDX人材育成や地域社会のDXを推進するため、「信州DX推進コンソーシアム」を2022年7月25日に設立しました。2022年8月31日時点で県内自治体や企業を中心に27団体に参画いただいており、幅広い関係者が相互に連携・協力し、人材育成やデジタル技術を活用したサービスの創出・実証実験・社会実装に取り組み、DXにより地域の諸課題を解決することで、地域の人々が安心して暮らせる持続可能な地域社会の実現を目指します。地域貢献を重視する信州大学にとって、各地域が抱える課題解決の一助となることは重要な役割です。松本を中心に、長野、伊那、上田の4地域に5つ点在する広域展開型キャンパスによる運営は「タコ足大学」とも呼ばれますが、地域によって抱える課題が異なる現在では、そのことが長所に転じています。例えば繊維学部がある上田は、もとは製糸業の街、繊維学部の前身も上田蚕糸専門学校です。長野県信州大学及び学部・機構等と地方自治体との連携協定(2022年6月1日現在)長野県との連携(信州大学および医学部附属病院)市町村連携信州大学人文学部教育学部経法学部理学部医学部工学部農学部繊維学部全学教育機構学術研究・産学官連携推進機構航空機システム共同研究講座このようにキャンパスと学部の配置には歴史的な背景があり、地域行政と産業、住民の暮らしが深く関係しています。各キャンパスは地域社会と大学をつなぐ「窓口」でもあり、窓口が多いほど地域と連携しやすく、広域展開型キャンパスは他大学にない信州大学の強みになっています。学生の多様性といった伝統的な人的資産のほかに、キャンパスの立地から発展した地域行政や企業・団体、住民の皆さまとの地域コミュニケーションも大きな資産になっています。地方自治体との連携協定の多さ地域の期待に応え、課題を解決する信州大学「信州DX推進コンソーシアム」設立国・地方公共団体・企業等が一体となってDXを推進地域コミュニケーション資産としての地方自治体との連携信州大学は多くの地方自治体と連携協定を結んでいます。共同研究講座という形で間接的に連携している自治体もあります。

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