INTEGRATED_REPORT_2022_web
47/68

ビジョンと経営戦略活動実績ガバナンス人と地域の資産財務情報Integrated Report 2022 Shinshu UniversityFACILITIES学術情報拠点として学生の自立的学習や最先端の研究活動を支援するほか、知の蓄積と発信、機関連携によって、地域の学術文化振興に貢献。博物館・美術館・図書館・文書館などの県内文化施設と連携し、地域資源の共有化と新たな知識化をとおして地域創生につなげることをめざす取組「信州 知の連携フォーラム」にも、2016年発足時から参加しています。FACILITIES各キャンパスや県内外を問わず全国に点在する、信州大学と地域の歴史に関する資料を収集・整理・保存し、未来に継承していくことを目的として、2017年に大学史資料センターが設立されました。現在センターでは、収集した資料の電子化・公開、大学史を学ぶコンテンツ作成、企画展の開催等、様々な活動を精力的に行っています。45建築年代:昭和4年(1929年)竣工繊維学部の前身である上田蚕糸専門学校から受け継がれる講堂で、現在も使われています。設計者は柴垣鼎太郎。国の登録有形文化財、近代化産業遺産。建築年代:明治44年(1911年)竣工旧蚕糸専門学校の開校時に建てられた、蚕の繭を貯蔵する倉庫。現在は資料館として上田蚕糸専門学校からの貴重な資料を展示しています。国の登録有形文化財。信州大学歴史探訪繊維学部講堂旧上田蚕糸専門学校講堂(上田キャンパス)繊維学部資料館旧上田蚕糸専門学校貯繭庫(上田キャンパス)信州大学「真綿・蚕糸館」(上田キャンパス)日本真綿協会公募展受賞作品などを収蔵・展示する新施設。螺旋状の回廊には真綿にかかわる公募展の受賞作品が数多く展示されています。棟持柱(むなもちばしら)が連なるという建築的特徴を持つ建物の設計者は学術研究院(工学系)の土本俊和教授、羽藤広輔教授。地域文化施設との連携で学びを豊かに信州大学附属図書館歴史と伝統を継承し、発信する信州大学大学史資料センター人と地域の資産未来に繋ぐ文化施設04

元のページ  ../index.html#47

このブックを見る