Feel the World2022
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上うえ野の 琉る花か所 属:経法学部 応用経済学科4年(留学時)留学先:ケニア/タンザニア留学スタイル:インターンシップ 留学期間:2019年10月~2020年3月支給月額:6万円〜10万円(派遣先による)渡航支援金:32万円(支給基準を満たす者のみ)支給月額:89,000円〜148,000円(留学先による)授業料:年間250万円を上限とする実費額を支給 「あらゆる人が自分の人生を自分で選択できる世界」を実現するために、ケニアとタンザニアへ計6カ月間留学しました。持続可能な途上国支援としてのソーシャルビジネスに可能性を見出し、ケニアではニエリ群という田舎町で一人暮らしをしながら、ケニア人の上司とともに小規模農家の農業支援や販路拡大などを含めた所得向上に取り組んでいました。また、タンザニアでは観光という切り口から、先進国の人々に途上国の現状を自分ゴト化してもらうきっかけを作るべく、ゲストハウスの運営を担っていました。 本来の留学計画は1年間で、ルワンダにも半年間滞在する予定でした。企業のアフリカ進出を支援するコンサル会社で、持続可能でソーシャルグッドな価値観過去実績として短期(3カ月未満)支給額:5万円〜7万円(派遣先による)中長期支給額: 15万円(3カ月以上6か月未満の交換留学) オンライン研修支給額:1万円〜3万円(研修参加費用負担額による)支給月額: 大学生 2万円〜12万円の選択制/大学院生 5万円〜15万円の選択制応募方法: 大学を通じて申請書を提出 を波及させたいと思っていました。しかし、ちょうど半年を過ぎた頃にコロナウイルスが世界的に蔓延し、帰国を余儀なくされました。 現在は留学を中断し、再度休学しながら長野県長和町で地域おこし協力隊として活動しています。目指す世界は変わらず、アフリカでも日本でも「確固たる自分として生きる」人を増やしたい。そんな仕組みをつくりたいと思っています。 アフリカと日本それぞれのローカルで活動して思ったことは、課題と解決策の本質は同じなのではないかということです。ひとりひとりが自分ゴトとして社会を捉え、オーナーシップを持って行動する。つまり、世界はそんなに広くなくて、海外での経験も日本での経験も相互作用するということです。どこにいても、強い想いを持って行動したことは、必ず世界に通用する武器になると思うのです。 正直、私は留学前からそんな志高き想いを持っていた訳ではありません。「とりあえず合理的に海外に住みたい!」「お金はないけど留学したい!」と本気で考えていたら、いつの間にか自分の核となる部分=生きる目的が見つかっていました。今悩んでいる皆さんも、まずはあまり深いことは考えず、思い悩みすぎず、目の前のことに一所懸命になってみれば、必ず誇りに思える自分になるはずです。海外でも日本でも、あなたの選択がどんなものであれ、応援しています!30万円(6カ月以上1年未満の交換留学)P.19※ 2013年にスタートした「トビタテ!留学JAPAN」は第14期(2021年3月受付締切)をもって一旦終了となります。また新たな奨学金制度が開始される予定ですので、決まり次第お知らせします。※ 各奨学金制度の支援内容は変わる可能性があります。最新の情報を確認してください。トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム25万円12万円/月※ 留学開始時期により申請期限が異なります 海外留学を希望する学生向けの「個人応募」による給付型奨学金制度もあります。書類審査や面接審査を経るなど採択までのハードルは決して低くありませんが、その分潤沢な支援を受けられるプログラムもあります。留学開始の1年以上前に締切となるものもありますので、申請者には早めの準備をおすすめします。さん【トビタテ第11期生】(信州大学独自の支援)奨学金留学準備金月額奨学金〈個人応募〉上に紹介した他にも、国内外の教育機関、各種団体が様々な奨学金を提供しています。22(参考)海外留学奨学金検索サイト海外留学のための奨学金ページ:http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/給付型JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)海外留学支援制度(協定派遣) 学部・大学院に在籍する正規生で、信州大学と海外の大学との交流協定等により実施されるプログラム(交換留学・短期プログラム)参加者のうち、成績・家計基準等の諸条件を満たす学生に選考のうえ奨学金が支給されます。(個人応募ではありません。)給付型JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)海外留学支援制度(大学院学位取得型)この制度については給付型「信州大学知の森基金」を活用したグローバル人材育成のための学生への海外活動支援 2013年に創設された「知の森基金」より国際社会に視野を広げるためのモチベーション作り、さらにはグローバル人材としてのスキルを深化させることを目的として、短期・中期で行われる学生の海外活動に対して経済的な支援が行われています。2019年度は約160名の学生がこの制度の支援を受けて海外活動を行いました。また、2021年度はオンラインでの海外活動も支援の対象となっています。貸与型JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)第二種奨学金(短期留学) 学部・大学院に在籍する正規生で、短期留学(3カ月以上1年以内)する学生に貸与される奨学金です。次のいずれかの留学が対象となります。① 信州大学と海外の大学との交流協定に基づく留学② 留学により取得した単位が、信州大学の単位として認定される留学③ 大学院在学中の学生の研究のための留学(研究留学)で、信州大学が有意義と認めた留学留学を実現するには資金計画が必要です。海外活動をしようとする学生に対して様々な奨学金の制度があります。信州大学生が利用する主な奨学金を紹介しますので参考にしてください。〈プログラム単位での応募〉個人応募型奨学金応募体験談海外留学のための奨学金

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