Feel the World2022
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瀧たき沢ざわ 快かい斗と風かざ間ま 茜あかね1年次2年次3年次留学中4年次修士1年次修士2年次~博士1年次博士2年次留学時信州大学大学院総合医理工学研究科2年 留学時教育学部学校教育教員養成課程英語教育コース3年留学に要した費用の総額1ヵ月あたりの生活費費用サポート(奨学金を含む)費用サポートの受給額留学の動機、留学先を選んだ理由は何ですか? 英語を専攻する学科を選んだので、最初は留学先にアメリカやイギリスといった英語のネイティブ圏を考えていました。しかし、英語に加え、異文化理解や、サッカー文化にも触れることのできる留学のほうが実りの多いものになると考え、授業が全て英語で行われ、世界各地から留学生が集まるゾイド大学を選択しました。留学先ではどのようなことを学びましたか? 主に英語と異文化間コミュニケーションについて学習しました。英語は留学生向けの授業があり、英語4技能を総合的に高めることができました。異文化間コミュニケーションは、将来世界で活躍できる人材を育成するためのプログラムが組まれ、座学と実践を繰り返しながら多様な他者と協働する力を身につけました。※  将来国際的な活躍が期待できる豊かな経験を持ち合わせた優秀な博士後期課程学生等の育成を目的として、海外という新たな環境へ挑戦し、3カ月~1年程度海外の研究者と共同して研究に従事できるよう、滞在費等が支給される日本学術振興会(JSPS)による支援プログラムです。JASSO 海外留学支援制度(協定派遣)80万円留学先で楽しかったこと、印象に残っていることは何ですか? ヨーロッパの様々な地でサッカー文化に溶け込んだことです。留学期間中を通してオランダの地元のサッカークラブに所属し、欧州サッカーの強さを肌で感じました。また、サッカースタジアムを訪れてプロチームの試合を観戦し、熱狂的なファンがつくり出す会場の雰囲気と世界トップクラスのプレーに非常に興奮しました。留学体験を将来どのように活かしていきたいと考えていますか?  英語を使ったり、海外交流を支援したりする仕事で、自身の強みや留学経験を活かすことができたらよいと考えています。また、自分が体験した他国で住むことの難しさや大変さを、日本にいる外国人支援などに役立てていきたいです。留学で培ったコミュニケーション能力や、実行力は将来のいかなる場面でも役立つと思います。総額130万円8万円総額大学間交換留学オランダ/ゾイド大学(留学期間) 2019年9月2日〜2020年8月18日※2020年3月にコロナにより帰国、 その後オンラインで受講研究留学ドイツ/カールスルーエ工科大学(KIT)(留学期間) 留学先ではどのようなことを研究しましたか? 半年間の研究留学で、「光を用いた分解性高分子」を主題として、二つの研究テーマに取り組みました。結果として、当初に予想・設定していた目標は達成されませんでしたが、研究成果の中には論文化を狙える内容があり、帰国後は、得られた知見を取り入れた新たな研究テーマを設定し遂行しています。留学を通して身についたことは何ですか? 英語スキルです。私は研究室の学生と英語で日常会話を楽しんだり、研究について議論したりしました。その他にも、試薬の場所や装置の使い方を教えてもらい、時には実験スペースの交渉を行いました。また、友人とお昼ご飯を食べる際に、近況報告など、研究とは異なる話題について話し、英語スキルを伸ばしました。さん留学後、自分自身にどんな変化が生まれましたか? 私は留学中に、ラボメイトのほかにも、課外活動を通じて多くの人々と交流しました。彼らは皆、自分の意見・意思をハッキリと持ち、自分のやりたいことを叶える努力を惜しんでいませんでした。私は、彼らと生活する中で、“自分の志を強く持つことの大切さ”を改めて感じました。留学(特に研究留学)を考えている方にアドバイスをお願いします。 留学は、様々な面において“事前の準備”が非常に重要だと思います。とくに研究留学では、研究テーマの内容や研究結果の取り扱い等について、受け入れ先の教授と事前に話し合っておくとよいと思います。研究遂行にあたり、自分の研究のどこが重要なポイントなのかを明確にしておくことで、留学内容がより豊かになります。JSPS「若手研究者海外挑戦プログラム」滞在費等(上限あり)・往復航空券代の支援留学に関する留学に関する情報収集情報収集語学スコア取得に語学スコア取得に向け試験対策向け試験対策「計画的特例「計画的特例履修制度」を履修制度」を申請申請オンライン授業オンライン授業開始開始 2021年4月15日〜10月15日総額95万円12万円留学に要した費用1ヵ月あたりの生活費費用サポート(奨学金を含む)費用サポートの受給額 10月 国際学会に参加。留学先 3~4月6月~ 留学先のアパートをインターネットで探し始める1月 日本でビザの発給申請・ 2月 4月 半年間の留学開始10月 帰国 の教授と知り合い、留学の承諾を得る コロナの流行前コロナの流行前なので対面でなので対面で学会実施学会実施コロナの影響で、コロナの影響で、応募したトビタテは応募したトビタテは募集中止募集中止 JSPS※「若手研究者海外挑戦プログラム(令和2年度採用分)」、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」応募に向けた資料作成・提出 9月、JSPSより9月、JSPSより採用内定通知が届く採用内定通知が届く9月、当初の留学開始9月、当初の留学開始予定月だが、コロナの予定月だが、コロナの影響で渡航困難に影響で渡航困難に受取 JSPSに留学延期の申し出を行い、受理される留学期間内に、新型コ留学期間内に、新型コロナ感染症のワクチンロナ感染症のワクチン接種を済ませる接種を済ませる2週間の隔離生活後、解放4月 入学ガイダンス等で留学の説明を受ける グローバル化推進センターで留学のパンフレットをもらう5月 TOEFL受検に向け試験対策開始9月 9月 TOEFL受検10月 指導教員、学部留学担当者に相談10月 交換留学に申請 12月 交換留学面接 1月 交換留学に推薦決定2月 奨学金受給申請IELTS受検6月 9月 1年間の留学開始3月 コロナ流行により早期帰国8月 留学終了12月 単位交換申請3月 卒業オランダ留学の流れドイツさん所属研究室の指導教員が交流を持つ海外の大学・研究機関に研究留学できる可能性があります。自身の専門分野の海外研究機関で、研究現場で必要となる語学力とより高い専門性を身につけられる機会となりえます。関心のある方は指導教員の先生と所属学部・研究科にご相談ください。留学の流れ18短期~中期研究留学NetherlandsGermany

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