研究紹介_2023_日本語版(工学部)
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油圧アームのモデリング油圧アームのパラメータ同定油圧アームの動力学高速計算油圧アームの新しい制御視覚に基づく連続体のモデリング視覚に基づく連続体の制御視覚に基づく連続体のシミュレーション視覚に基づく無人車両制御ほか機械システム⼯学科97トを制御するか」という問題に終止符を打つべく皆さんの仮説を実験してみませんか?新しい原理、新しいメガネをかければ学生さんも研究者に変身です。算法、未解決であった力学的ヒューマンロボットインタラクションを実現する制御法、色・形の画像処理が不要な制御法などとして、国際一流学術論文(国際共同研究)、国際特許、国力を代表する機械メーカ(NIKKEI225)からの技術相談・共同研究を介した社会貢献に至っています。対人安全性の保証に始まるロボット工学3原則を反芻しつつ、「如何にロボッ本研究室で発見された成果は、教科書手法の40%以下の時間で同一結果を得る計【私の学問へのきっかけ】幼少期から発明家に憧れ、技術コンテストに応募していました。剣道と同時に中高校生の一時期はプログラミング(MZ-80K2E)に励みました。家業の影響で工学部に進学し、油圧アームの震動台を知りました。数学科など他学部友人が増え、重工の先生先輩がおられ油圧アームの解説を担当していた農業ロボット研究室で5年間、D1からPDまで制御研究室で輪読と研究をさせていただき、海外のロボット工学研究室に留学させていただきました。新しい力学・制御の学術と国力を代表する機械メーカの技術との融合によって社会が変わることを見通しています。対人安全性の保証の成否は人命を直接左右します。理論の使い方のみではなく,仮定・近似・適用範囲の理解が求められます。故に,国際的評価の高い学術論文執筆に基づく教育内容の更新が重要です。機械メーカなど(三菱重工,日立製作所,クボタ,アマダ,ホンダ,パナソニック,古河機械金属,オークマetc)で研究室卒業生は大活躍中です。社会人向けの制御技術セミナーが増えています。教科書だけではニーズの高い制御技術を勉強することは困難だからです。二次元バーコード京都大学情報学研究科JFPS(PD)、オランダTwente大学電気工学科客員研究員、千葉大学工学研究科助教を経て、2010年より信州大学准教授。研究分野はロボットの力学と制御。科研費基盤C(代表,複数)建設用機械メーカー共同研究費(代表)農業用機械メーカー共同研究費(代表)自動車部品メーカー共同研究費(代表)油空圧機器技術振興財団研究寄附金(代表,複数)科研費若手B(代表,複数)科研費特別研究奨励(代表)◎国際特許(ロボットハンド)◎技術相談(福島原発事故対策関連・NIKKEI225機械部門15社の4社)◎ロボット制御学ハンドブック章編集◎招待講演(WashingtonStateUniv.ほか)◎NHK教育(ピラゴラスイッチ)実験装置(左上,左下,右下)と動力学モデル(右上)准教授酒井悟研究から広がる未来研究シーズ共同研究・外部資⾦獲得実績研究キーワードDynamicsandControl⼒学と制御油圧操作器と視覚検出器最近の研究トピックス卒業後の未来像最先端無⼈建設ロボット実験(運転席の学⽣ではなく計算機が操作)最先端無⼈建設ロボットS.Sakai,S.Stramigoili:IEEE/ASMETMECHS.Sakai,M.Ando,S.Kobashi:IEEETCST(ISI上位学術誌合格,制御⼯学・メカトロニクス,学科初など,複数)操作部制御⽤⾞両新しい⼒学と制御原理に基づく最先端ロボット⼯学

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