川人緊急自動車の視認性向上効果の検証（北アルプス広域連合と⼯学基礎部⾨低いコスト小さい安い面積大きい負荷環境費用影響比べる風力可能太陽光生活メンテナンス大変ダム規模管理必要左右供給天候作れる比較的安定電力時間発電少ない設置限る凍結使える場所選ぶ取る被害騒音日本問題農業用水多い関係面倒変換利用建設効率高い125一つの文書はひとりの考えに過ぎませんが、それをたくさん集めると、社会の流れを読み解くことができます。たくさんの文書を読み解き、その底流に流れるものを明らかにする手段として、数学的な統計学を用いる手法があります。その手法を用いて、様々な文書から大学が社会に対して果たしている役割の分析をおこなっています。また、緊急車両による夜間作業時の安全性を確保するための、視認性を向上させるデザインの在り方を、消防本部との連携により、画像処理を通して追及しています。大学が社会に対して果たすべき一番の役割は、社会で活躍できる人材を育成することです。また、大学で研究されている様々な技術を、実社会で活用できるように実用化していくことも重要な役割です。社会で求められる人材像、社会が必要とする技術。これらを様々な声の中から分析し、大学を社会と強く結び付けていきます。【私の学問へのきっかけ】子供のころから車が好きで、車を開発するような仕事をしたいと思っていました。大学では小さな歯車の歯形形状などの精密測定や、ねじのゆるみメカニズム、新しい締め付け方法についての研究をしていましたが、その後たまたま産学連携のセクションに異動したことをきっかけに、県内のたくさんの企業さんとのつながりができ、大学の技術の社会への還元に興味を持ち、産学連携を主に研究するようになりました。大学院の１年生を対象とした、中・長期のインターンシップ（高度人材育成インターンシップ）を担当してきました。このインターンシップは、企業の現場を教育の場として、企業の力をお借りして問題発見や問題解決の能力を涵養し、さらに社会人としての基礎を学ぶことを目的としていました。本質的に就職と切り離して実施していましたので、受け入れ企業、参加学生共に肩ひじを張らず素のままで取り組めると好評でした。現在、大学の制度としてのインターンシップは終了しましたが、ご希望があれば個別に対応させていただきます。また、技術相談や共同研究についてのご相談等、お気軽にご相談ください。信州大学地域共同研究センター専任教員、信州大学工学部機械システム工学科准教授を経て2015年より現職日本語テキストの統計的分析産学連携学画像処理ゆるみにくいねじの共同研究）統計的テキスト分析「共起ネットワーク」の一例。丸の大きさが出現回数を、関係の有無を線で示している授業「環境とエネルギー」より(KHCoderを用いた分析結果)北アルプス広域消防本部が採用した新しい救急車のデザイン～バッテンバーグマーキング＋シェブロンマーキング～夜間視認性の向上を目指している准教授松岡浩仁研究キーワード研究から広がる未来研究シーズ共同研究・外部資⾦獲得実績インターンシップ・産学連携・⼈材育成・テキストマイニング・画像処理最近の研究トピックス「産学連携」を科学する
元のページ ../index.html#127