教育学部研究紹介
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笠かさ原はら 大もと弘ひろ白しろ鳥とり 勝かつ教のり林はやし 寛かん平ぺい谷や塚つか 光みつ典のり教職大学院グループ36准教授准教授准教授准教授【研究分野】理科教育、学級経営 小中学校の担任を経験し、発達段階に応じた教育内容と教育方法を学んできました。子どもたちが生き生きと学ぶために、思いや願い・問いを大切にしながら、教科の枠にとらわれずにとことん探究していく教科等の総合化についての実践を重ねてきました。このような学習を通して、子どもたちにどのような資質・能力が身についているのか、教師として目の前の子どもたちに教師として何ができるのか。これまでの経験を理論というふるいにかけ、実践と理論を往還させながら目の前の子どもために何ができるかを追究していきたいと思っています。【研究分野】教師教育学 教育活動を担う教職員が、お互いの実践から学び合い、協働して実践力を高め合う「チーム学校」の充実のために、現職の先生方を対象とした教師研究をしています。現在は、幼小中一貫教育の教育課程の開発・改善に取り組む教職員の共同研究や授業実践、また、そうした取組を通しての教育活動の質的変容を手がかりに、学校段階を越えた教職員間の「学び合い」の在り方について追究しています。現職の先生方の日々の実践に学び、共に研究を進めていきたいと思います。【研究分野】比較教育学、教育行政学 北欧を中心に、世界の教育改革を研究しています。教育は地域の歴史や文化、制度に応じた固有の営みです。一方で、国際学力調査が政策に影響を与え、世界中の学校が標準化に向かっています。さらに、「フィンランド式」や「日式」といった国家ブランドの教育モデルが他国に「輸出」されるようになっています。教師や学校はこの変化をどう受け取ればよいでしょうか。世界の潮流と具体的な事例を突き合わせ、未来の教育のあり方を一緒に考えましょう。編著書に北欧教育研究会(編)『北欧の教育最前線-市民社会をつくる子育てと学び』(明石書店、2021)、論文に林寛平「比較教育学における『政策移転』を再考するーPartnership Schools for Liberiaを事例にー」(教育学研究86(2)、2019)など。研究室ブログはhttp://shinshuedu.blogspot.com【研究分野】教育工学、教師教育、科学教育 教師や教職志望学生のリフレクションを促す教職ポートフォリオの活用に関する研究を中心に、実践的指導力を持った教員養成や現職教員研修に関する研究をしています。論文:「教職大学院における附属学校園と連携した新任教員研修プログラムの開発」/「教職eポートフォリオの活用による教育実習生の自己評価および相互コメントの効果」/「信州大学におけるeポートフォリオの運用と工夫-自己評価と相互評価による『目指す教師像』の構築を目指して-」/「教員養成初期段階の学生のティーチング・ポートフォリオのテキストマイニング分析:INTASC観点『コミュニケーション』に関するリフレクションの記述から」ほか【研究テーマ】教科等横断的な学習によって育まれる資質・能力について【研究テーマ】「チーム学校」の充実方策の検討/教職員の実践力向上【研究テーマ】グローバル教育政策市場の展開/「教育の輸出」/スウェーデンの教育改革【研究テーマ】教員養成における教職ポートフォリオの活用に関する研究

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