教育学部研究紹介
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伏ふせ木ぎ 久ひさ始し宮みや下した 昭あき夫お青あお木き 一はじめ大おお畑はた 健けん二じ教職大学院グループ35教授教授(実務家校長)准教授准教授【研究分野】教育方法学、教師教育学 総合的な学習の時間をはじめ教科等の授業において自律的学習を実現していくためのカリキュラム研究や授業研究を中心に取り組んでいます。「子どもと共に創る授業」をモットーとした実践研究の指導者として小・中・高の学校現場を精力的に訪問しています。また、一斉画一式授業ではないオルタナティブな教育方法を国際的視野に立って追究しています。 心理カウンセラー及び中学・高校の社会科教諭を経て、大学院博士課程でカリキュラム開発理論を学んだ後に小学校教諭として子どもと創るカリキュラムを実践。2003年度より信州大学に転任して教育課程や総合的な学習の専門科目等を担当。教職大学院では、へき地・小規模校を対象としたフィールドワークや「海外学校臨床実習」も担当しています。【研究分野】学校経営 教師教育 今、学校現場は、「学校とは何か」「教育とは何か」「共に学ぶとはどういうことか」という根源的な問いと向き合い、他者と協働しながら、新たなものを生み出したり、意味付け直したりしています。子どもの事実と向き合いながら、未来を拓く学校づくりについて一緒に考えていきたいと思います。【研究分野】教育経営学、教師教育学 素敵な学校をマネジメントしている校長先生は、かつて優れた学年運営を構築していた学年主任であり、さらに素晴らしい学級経営を実践していた学級担任でありました。実はリーダーシップとマネジメントに関して、同心円的拡大のコアとなるコンピテンシーが存在しているのです。 子ども誰もが「信・敬・慕」できる学級担任の在り方を考え議論して学んでいきましょう。【研究分野】教師教育学、社会科教育 子どもと教師が共に学び続けることができる豊かな教室を求め、教師の学びに視点をあてて研究を進めています。今、学校現場は様々な課題を抱える中、子どもの学びや授業構想について教師自らの捉えや思いを同僚と語り合える機会は減少し、校内研究における教師の学びの「孤立化」が進んでいるのではないかと危惧しています。同僚と学び合い、高め合う教員コミュニティーの構築は子どもの学びを支える基盤となります。日々の授業や子どもの学びを語り合うことは、教師自らの教育観や授業観を見つめ直すことでもあります。共同的で自己省察的な校内研究を通して、子どもと共に学び続ける教師のあり方について現場の先生方や実地研究に関わる学生さんと考えていきたいと思います。【研究テーマ】自己学習能力を培う自律的学習の開発・実践/総合的な学習の授業づくりと教員の力量形成【研究テーマ】未来を拓く学校づくり【研究テーマ】学校組織マネジメント・学級経営/コミュニティ・スクール  【研究テーマ】教師の学びを支える校内研究の展開/同僚教師との共同的な省察/地域素材の教材化附属松本学校園12年間の教育課程の全体像

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