教育学部研究紹介
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高たか橋はし 知とも音ね高たか橋はし 史ふみと茅ち野の 理り恵え心理支援教育コース 学校現場には、不登校やいじめなど「こころ」が関係する問題や課題が多くあります。従来の教科教育に加え、このような課題に主導的に取り組める教師が、現場では必要とされています。本コースでは、人間の「こころ」の仕組みを探求する心理学をベースに、教育現場に役立つ心理支援の理論・技術を備えた教師を育成することを目指しています。本コースでは国家資格公認心理師の受験資格を得るために必要な科目を履修することも可能です。31教授准教授准教授【研究分野】教育心理学、臨床心理学著書:読み書き困難の支援につなげる 大学生の読字・書字アセスメント 読字・書字課題RaWFと読み書き支援ニーズ尺度RaWSN,金子書房,2022/発達障害の大学生のためのキャンパスライフQ&A,弘文堂,2017/発達障害のある大学生への支援,金子書房,2016/発達障害のある人の大学進学,金子書房,2014論文:大学生の読み書き困難の評価と支援.コミュニケーション障害学,38(1),52-56,2021/大学生のための読字・書字課題と読み書き支援ニーズ尺度の開発.高等教育と障害,1,1-12,2019.心理検査等:発達障害関連困り感尺度,読み書き支援ニーズ尺度(RaWSN),読字・書字課題(RaWF),感情認知課題,社会的行動の評価課題,UPI-RS(評定尺度版UPI)【研究分野】臨床心理学、発達心理学 認知心理学と学習心理学をベースに気分や行動の困りごとを解消する「認知行動療法」について研究をしています。研究成果の主な掲載誌は、行動療法研究、ストレス科学研究、認知行動療法研究、Cognitive Therapy and Research、Personality and Individual Differences、Journal of Applied Developmental Psychology、Journal of Contextual Behavioral Science等で、一部の研究成果は研究室のホームページでも公開しています(報告書例:日本の精神科診療所における認知行動療法の提供体制に関する実態調査)。子どもがストレスとうまく付き合ったり乗り越えたりするために、大人に何ができるのか。子どもの近くにいる大人(親や教師など)を支えるために、心理専門職に何ができるのか。そんなことを研究しています。【研究分野】学校心理学、教育臨床学著書:「学校で気になる子どものサイン」 「生徒指導とカウンセリング」   「保健室・職員室からの学校安全 事例別 病気、けが、緊急事態と危機管理Vol1」     「保健室・職員室からの学校安全 事例別 病気、けが、緊急事態と危機管理Vol2」 教育現場での様々な問題への予防・早期発見・早期対応について、また、問題が発生した際にできるだけ心理的な問題を最小限に留めるために出来ること等についての研究に取り組んでいます。 研究室の活動では、小学校における子どもたちへの心理支援や心理教育の実践に日々取り組んでいます。【研究テーマ】発達障害のある人のアセスメントと支援【研究テーマ】認知行動療法/子育て支援/子どもの発達に即した支援【研究テーマ】教育現場における諸問題への心理的アプローチ/子どものサイン・不登校・学校安全・チーム援助心理支援教育コース

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