教育学部研究紹介
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齊さい藤とう 忠ただ彦ひこ中なか島じま 卓たか郎お小お野の 貴たか史し音楽教育コース 音楽教育コースでは、音楽的感性を育み、豊かな音楽性と心打つ音楽を創造できる能力を育て、実りある音楽教育を実践できる人材の育成を大きな目的としています。 授業実践に不可欠な具体的で確かな指導法を身につけるとともに、多種多様な音楽とその魅力を子どもたちにつたえることのできる、高い専門性と力量を身につけた教員の育成を目指しています。20教授教授准教授【研究分野】音楽教育学 音楽科指導法に関わる研究を行っています。「音楽科の存在意義」については、音や音楽がもつ根源的な力に注目した研究を行っています。「音楽科教材開発」については、どのような楽曲が教材としてふさわしいか、どのような楽器が教育楽器としてふさわしいかなど検討しています。「脳科学と音楽」では、NIRS(近赤外光脳機能イメージング装置)を用いて、音や音楽が脳血流に与える影響について実験的な研究を行っています。「音楽教育におけるICT活用」については、タブレット端末を活用しての新しい指導法について検討しています。「長野県に関わる音楽」については、長野県にゆかりのある音楽(童謡、唱歌、民謡、県歌など)を研究対象としています。【研究分野】器楽教育(ピアノ)【研究分野】作曲、音楽理論、音楽学 日本交響楽振興財団第20回作曲賞最上位入選・日本財団奨励賞(1998)。文化庁舞台芸術創作奨励第2回国立劇場作曲コンクール入賞(1999)。第69回日本音楽コンクール作曲部門第1位,安田賞(2000)。第24回名古屋文化振興賞(2008)。ユトレヒト管楽アンサンブル創立30周年記念国際作品公募入選(2011)。作品:“Active Sonar”for Piano and Orchestra(2000),“Rota-multiple”for 13 Instru-ments(2010),“Dub-multitude”for Doulbe Orchestra(2011),“Have a good night”for Piano and Orchestra(2015),“Traced Segments”for 7 Players and Live electronics(2016),“Vintage Time Machine”for Piano and Live electron-ics(2018)等。論文:「作曲過程研究」(1)~(3),「ルイス・フロイスの記述における中世日本の音楽観」,「音楽,あるいは虚構としての時間」,「高柳昌行とアクション・ダイレクト」等。【研究テーマ】音楽科の存在意義/音楽科教材開発/脳科学と音楽 音楽教育におけるICT活用/長野県に関わる音楽【研究テーマ】ピアノ演奏研究/演奏解釈に関する研究/音楽の指導内容と方法に関する研究/ドイツの音楽科カリキュラムに関する研究  著書: 『教科内容学に基づく教員養成のための教科内容構成の開発』「音楽」 (あいり出版)、『音楽科カリキュラムと授業実践の国際比較』「ドイツ・ベルリン州のカリキュラムと授業実践」(音楽之友社)、『音楽のカリキュラムの改善に関する研究 -諸外国の動向- 』「教科等の構成と開発に関する調査研究」研究成果報告書(15)、『諸外国の教育課程(2)-教育課程の基準及び各教科等の目標・内容構成等』(国立教育政策研究所)論文: 「R.Schumann <Papillons op.2>に於けるJ.Paul 『Flegeljahre』の影響」、「印象派期における音楽と絵画の相関」、「ドイツの音楽科におけるアビトゥア試験内容に関する調査研究」、「ドイツの音楽科における『生活や社会の中の音や音楽』に関する調査研究」、「ドイツ(Baden-Wurttenberg 州)における教科横断的学習に関する考察-音楽科カリキュラムを視点として-」ほか【研究テーマ】現代音楽の作曲/音楽美学音楽教育コース

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