教育学部研究紹介
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植うえ原はら 俊とし晴はる理科教育コース19助教▲物理: 手回し発電機を用いた発電と蓄電の実験▲生物:実体顕微鏡での観察【研究分野】理科教育学、認知心理学、教育工学 小・中学校の理科の授業では、一般的に帰納的な「科学の方法」で問題解決学習や探究学習が行われています。けれど、観察、実験を通して、理論にそぐう結果を積み上げたとしても、その理論が正当化される訳ではありません。また、「科学の方法」には、理論に対する反証など演繹的な方法もあります。後者の「科学の方法」を理科の授業にもっと取り入れれば、子どもたちは多様な「科学の方法」に触れることができ、「おもしろい理科の授業になるのでは…」と考えています。論文: 「科学的知識の理解に対する操作的思考課題を導入した中学校理科の授業の効果-「知識の3水準」を観点として-」/「操作的思考による演繹推論の促進—「知識の検証による学習」モデルの提案−」 ほか【研究テーマ】演繹的推論をベースとする理科の教授学習法/科学的知識の適用と論理的思考の関係▲化学:食塩とミョウバンの溶け方の実験▲地学:地層観察の様子

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