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英米言語文化コース英語学英米文学日本言語文化コース日本語教育学日本文学日本語学48教授│伊藤 盡[英語学・中世英語英文学]中世初期イングランドにおいて英語話者と北欧語話者の間に見られた言語の融合過程を研究する。言語文化としての北欧神話や中世英雄叙事詩の文献学的研究、『ロード・オブ・ザ・リング』のエルフ語研究も行っている。助教│Ash Leigh Spreadbury [英語学・言語学]認知言語学・社会言語学の観点から英語の構文知識を研究している。構文が慣習として特定の社会的関係や状況を喚起するようになる過程に特に関心を持っている。常に変化し続ける我々の言語知識のあり方に迫っていきたい。教授│杉野健太郎[英語文学・文化]フィッツジェラルド、ヘミングウェイなどの20 世紀アメリカ小説や映画を中心に研究しており、また、批評理論ならびに英米文学・文化と英語の教育法にも関心を持っている。教授│飯岡詩朗[英米映画研究]1930〜50年代のハリウッド映画を中心に、アメリカ映画を人種・エスニシティ・ジェンダーなどとの関わりのなかで研究。またひろく映像・視覚に関わる文化研究、メディア・リテラシーにも関心を向けている。助教│趙 泰昊[中世英文学・中世英語学]中世後期イングランドで書かれた文学作品に登場する「異教徒」の描写を分析しながら、宗教や人種によって区別される「他者」の表象伝統について研究している。また、フランスやイタリアなど同時代のヨーロッパ大陸からの文化的影響についても関心を向けている。教授│渡邉匡一[日本中世文学・宗教文化]14〜16 世紀を主な研究対象にしている。寺社資料を用いて、地域における信仰や、日本における「知の体系」の把握を模索している。また、沖縄と日本の文化交渉の歴史を追い、「地域」の問題を探っている。准教授│速水香織[日本近世文学]17〜18世紀に発展した出版文化と、それを基盤として成立した諸作品及び作者を研究対象にしている。出版書肆の活動のなかに作品を位置付け、作品創出・刊行の文化史的な意味を明らかにしようとしている。教授│山田健三[日本語史]日本語の歴史的研究。文献のみならず、方言も視野に入れ、言語変化一般に広く関心を持っているが、近年は特に辞書生活史、文法史、書記史についての研究を行っている。講師│中澤光平[日本語音声学・音韻論]琉球を含む現代の諸方言を対象とした主に音声、音韻についての記述および文献を含む音韻史の研究を行っている。現在の主な研究テーマは、音変化に基づいて方言間の歴史的な関係(系統関係)を明らかにすること。准教授│坂口和寛[日本語教育学]日本語教師とその養成に関する研究を行っている。特に、日本語教師に必要な日本語分析技術と指導技術の特徴を探り、トレーニングを通じて教師の日本語能力向上に役立てることを目指している。アッシュ・リー・スプレッドベリー

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