農学部研究紹介(2022-2023)
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(写真一枚or複数枚組み合わせ)(写真一枚or複数枚組み合わせ)泉山茂之教授2006年信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター准教授、2010年より現職、研究分野は哺乳類学、野生動物管理学。過酷な山岳環境に生息する野生動物の長期研究を進めています人間と野生動物とのよりよい関係を目指して努力を続けています資源循環型畜産の構築長大型飼料作物ソルガムの栽培利用で土地資源を有効活用した自給飼料生産放牧による省力的な家畜飼養地域未利用資源の飼料化(ヤマブドウ粕のサイレージ)動物生態学研究室草地畜産学研究室今井裕理子助教琉球大学(鹿児島大学大学院連合農学研究科)で学位取得後、企業勤務を経て、2020年4月より現職。専門分野は草地学、飼料学。研究から広がる未来豊かな自然環境に恵まれた日本アルプスを調査・研究の拠点とし、生息環境が厳しい寒冷・高山環境に生息する野生生物についての長期にわたる基礎的な生態研究と、グローバルな気候変動や自然環境の変化による、陸上生態系の推移の把握と、将来の予測を行う。さらには、中部山岳地域における調査・研究を核としつつ、アジアや地球規模での山岳における調査・研究との比較や、共同研究を進める。卒業後の未来像公務員、博物館、教員、測量・コンサルタント、JA上伊那、民間(木材)、大学院進学など、大自然と真っ正面から向き合う仕事ばかりです。研究から広がる未来畜産物への消費者ニーズや評価軸は多様化しており、SDGsや持続可能な社会形成の観点からは、環境保全型の生産システムが求められています。また、働き方改革により、畜産業でも生産者の働き方に対する考え方や価値観が変わりつつあります。草地畜産を基盤とした研究では、自然の力と便利な機器をうまく利用することで、より省力的で安定した畜産経営、生産物や生産過程における新たな価値創造、担い手確保に繋がる生産システムの構築を目指します。卒業後の未来像フィールド研究を通じて、自然環境と人の営みの健全な在り方や関係性を維持する方法を考え、実践していく力を養います。自分なりの理想の社会像を持ち、課題発見と解決手段の考案・提案能力を身につけることで、職種や分野を問わず活躍できると思います。土-草-家畜による中部山岳地域の山岳環境保全を目的として、野生動物の長期生態研究を実施しています。生息条件が厳しい高山・寒冷環境下において、野生動物たちがどのような手立てで生きているのかを明らかにするための研究を行っています。人間と野生動物との、より良い関係を目指して、野生動物の保護管理への取り組みと、農林業被害防除技術の普及を行っています。野生動物による農林業被害の軽減のため、研究成果をもとに防除技術の普及に取り組んでいます。「良牛は良草より良草は健土より健土は家蓄より…黒澤酉蔵翁」日本の畜産業では、穀物多給と輸入飼料に依存した家畜飼養が一般的です。その結果、輸入飼料由来の養分が排泄物として蓄積されることによる環境負荷や飼料価格変動による経営の不安定化などの問題が生じています。当研究室では地域資源を活用・循環させる畜産システムを構築することで、これらの問題解決を試みます。目指すは省力的かつ低投入で、家畜・人・地球の三方よしの家畜生産。牧草や飼料作物の生産利用を基軸に、家畜や土壌についても幅広く学ぶことができます。ところで、冒頭の言葉には続きがあります。ぜひ調べてみてください。動物資源生命科学コース動物資源生命科学コースニホンザルは、なぜ槍ヶ岳を目指すのかフィールド科学で循環畜産を探究するー過酷な山岳環境を生き抜くー11

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