社会基盤研究所
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併任スタッフ職位田中康平准教授代数的位相幾何学都築幸宏准教授数理ファイナンス翟亜蕾准教授開発経済学、応用ミクロ経済学沼田泰英准教授代数学舛田武仁准教授被験者実験を用いた制度設計矢部竜太准教授計量経済学都市地理学という学問領域の中で、都市再生のメカニズムを解明する研究に取り組んでいます。現代のまちづくりでは、計画者が工学的に正しい機能やデザインを「入力」すれば、快適で賑わいのある都市が自ずと「出力」されるという法則が成り立たなくなっています。これに対して、都市における居住や移動など、個人の選択や行動に関するデータにフォーカスし、全体計画とは無縁の個々人のミクロな意思決定から、都市というマクロな動態を説明する論理を分析しています。データサイエンス部門はデータベースの構築とともに、経済データ分析や分析手法の開発を行うデータのスペシャリストチームです。喫緊の課題とテーマは「地域医療」。年々増加する社会保障費と高齢化が進む地域社会における課題を数理的な視点から解析しています。専門分野部門長教授武者忠彦都市地理学特任教授金本圭一朗産業エコロジー、計算サステナビリティ学、環境経済学、専門分野は、産業エコロジーになります。産業エコロジーは産業間の非常に複雑な生産プロセスを食物連鎖などの生物間のつながりに見立て、その関係性の定量化、産業システムの中で発生する環境負荷・影響の分析などを研究する分野です。特に、サプライチェーンに伴う環境負荷・影響の推定、物質フロー分析、持続可能な生産と消費に関する研究を進めています。当研究所では、他の研究者と共同して、地域の問題と国際的な問題を絡めて研究を行っていきたいと考えています。特任教授元山斉統計学・計量経済学社会・経済統計において、精度の高いデータを取得する手法や、調査で得られたデータ(ミクロデータ)の分析技法について研究を行っています。近年、情報通信技術の発達によって、統計調査の環境やデータ分析の可能性と規模は大きな変化を遂げています。こうした社会的な背景を踏まえ、統計数理および利活用の両面で、応用範囲の広い基礎理論の構築と技術の開発を目指していきたいと考えています。産業連関分析、ネットワーク5データサイエンス部門

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