国際ファイバー工学研究拠点パンフレット
2/24

•繊維の伝統技術と先端科学技術を融合させた「ファイバー工学」を多様な学際分野に展開し、その成果を幅広い産業•人材育成の観点から、COE及びリーディング大学院プログラムで培ってきた大学院教育プログラムのさらなる充•連携の観点から、「組織(学部)」対「組織(企業)」の包括的な契約に基づく共同研究を実施し、教員、技術職員、大学•技術職員との協働によって、繊維学部の特徴ある技術(紡糸、繊維評価、蚕糸など)と繊維生物資源を継承するとともに研究教育活動の中に位置づけ、学外の研究機関や企業との共同研究に展開する。DirectoroftheInstituteforFiberEngineering,ShinshuUniversity■職名学術研究院教授(繊維学系)/博士(工学)■経歴1998年1999年2000年2001年2003年2003年2006年2007年2008年2012年2014年名古屋大学大学院工学研究科修了(工学修士)Oakridge 国立研究所、(USA)研究員名古屋大学大学院工学研究科期間短縮修了(工学博士)国立全北大学校工科大学工業技術研究所(韓国)研究員韓国原子力研究所研究員信州大学繊維学部21C-COE研究員信州大学繊維学部機能機械学科講師信州大学繊維学部機能機械学科准教授蘇州大学客座教授中国ソウル大学招聘教授韓国信州大学先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究所准教授ライジングスター教員信州大学先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究所教授韓国化学工学会日本支部長信州大学先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究拠点教授在日韓国科学技術者協会理事浦項工科大学校兼任教授韓国信州大学学長特別補佐信州大学先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究拠点長信州大学卓越教授2015年2018年2019年2019年2020年2021年2021年2021年2022年■研究分野ナノファイバーの創製とナノ材料の設計おけるナノファイバーの適用ナノファイバーの支持体によるナノ粒子触媒の開発研究者の詳細情報・研究成果は信州大学学術オンラインシステム「SOAR」でもご覧いただけます。1http://www.shinshu-u.ac.jp/soarKIM Ick SooメッセージDirector'sMessage研究拠点概要Overview研究拠点の目標Vision国際ファイバー工学研究拠点■研究テーマナノファイバーのメディカル分野への応用蓄電・エネルギー分野に国際ファイバー工学研究拠点金翼水繊維をイノベーションし続ける世界水準の研究わが国唯一の繊維学部が築いてきた繊維・ファイバー工学の教育と研究の拠点を国内外の繊維系大学・研究機関及び産業界との連携によりさらに発展させ、国際競争力のある多様な研究成果を産み出すとともに次世代産業を創出する有為なグローバル人材を育成する。分野における新しいものづくりと価値の創出に結びつける。実と学内への波及を図るとともに、グローバル感覚を身につけ次世代産業を創生する高度な技術者及び研究者を育成する。ファイバーイノベーション・インキュベーター(Fii)施設と連動して、関連技術や人材に関する情報を集積しオープンに活用する。院生が参画し、相互の人材育成にも資するものとする。国内の繊維系部門を有する大学及び公設試験場等との連携によって、繊維系教育資源の有効活用を図り繊維系技術者の育成、再教育を図る。また、海外繊維系大学との交流協定を基にして、学生の交換留学、教員の相互派遣、国際共同研究を推進し、学部のグローバル化とレピュテーションの向上を目指す。国際連携で得られた成果を地域の産業にもたらし、新たな枠組みの地域連携を展開する。2019年4月、先鋭領域融合研究群の一組織として、国際ファイバー工学研究拠点がスタートいたしました。これまでの5年間、国際的な研究拠点として活動してきた国際ファイバー工学研究所の成果を受け継ぎ、信州大学の特色ある強みの分野である繊維・ファイバー工学の新たな展開を図ることを目指していきます。研究面においては、ファイバー工学を多様な学際分野へ展開させ、幅広い産業の新しいものづくりと価値の創出へ結びつけていきます。さらに、国際連携、産学連携を進め、その成果を学生の教育に活かし、ファイバー工学分野のグローバル人材の育成につなげていきます。拠点のミッション達成に向けて、大学内外の研究者・技術者との連携を進めながら、活動の成果を発信していきます。グローバルな世界を繊維で繋ぐ一つの"和"になる研究拠点として、人間を豊かにするSDGsの推進を目指していきます。InstituteforFiberEngineering, ShinshuUniversity[IFES]繊維の伝統技術と先端科学技術を融合させた「ファイバー工学」を多様な学際分野に展開する。

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る