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「その情報は本当に正しいのか」…ニュースなどで報道される情報には、必ずエビデンスが存在します。しかし、発信者側の切り取り方、理論(ロジック)の立て方、データの取得方法によって、市民や関係者が実際に感じている感覚とは乖離したものとして伝えられることも少なくありません。例えば、「この行政の政策は効果があった」という発信があったとき、「本当に?」「そうは思わない!」と、矛盾や違和感を抱く人もいるでしょう。2021年度、全学横断特別教育プログラム(※1)のひとつとして新たに設置した、ストラテジー・デザイン人材養成コースは、正しい「証拠(エビデンス/データ)」を得て理論(ロジック)を組み立てられるデータリテラシーを持った人材を養成するために始まりました。文系理系問わず、幅広い学生を対象にし、データサイエンスの考え方を学ぶ、幅広い層に向けた文理融合的全学横断特別教育プログラムストラテジー・デザイン人材養成コース高度なデータリテラシーと戦略的な政策立案データ活用と戦略立案を学ぶ新コース誕生。月(5)「地域のトップリーダーを繋ぐ」(ENGINEプログラム認定必修) 2単位認定科目(8単位)月(5)「ストラテジー&リサーチリテラシー」(スタートアップゼミ)」 2単位集中 ストラテジー構築実習(グループ) 2単位集中 ストラテジー構築実習(個人) 2単位キャリアイベント・ 信州ベンチャーコンテスト参加・ 地方創生政策アイデアコンテスト参加・ 大しごとーく参加集中 課題解決型インターンシップ 2単位専用科目(8単位)修了認定1年次共通教育+自身の所属学部の科目2年次3年次4年次カリキュラム概要(履修計画モデル)本コース内容に関連し、学部やコースが受講を推奨する授業ストラテジー・デザイン人材養成コース専用授業(必修)この履修モデルを修了すると信州大学・金沢大学・富山大学の3大学で連携する地方創生人材育成事業「ENGINEプログラム」の3大学学長認定が付与されます。Evidence Based Policy/Plan MakingKeyword isEBPMEvidence Based Policy/Plan MakingThe Keyword Is"EBPM"07信州大学キャリア教育・サポートセンター助教長野県出身。首都大学東京(現 東京都立大学)大学院都市環境科学研究科都市システム科学域博士後期課程単位取得満期退学(博士:都市科学)。東京都立大学大学院都市環境科学研究科を経て2021年より現職。専門は都市空間解析、環境心理。西尾 尚子 PROFILE信州大学 学術研究院(総合人間科学系)教授学術研究・産学官連携推進機構(SUIRLO)林 靖人 PROFILE愛知県出身。信州大学大学院総合工学系研究科修了(博士:学術)。専門は感性情報学。修士課程在学中から大学発ベンチャーの立ち上げに参画し、社会調査や行政計画等の策定に従事。信州大学産学官連携・地域総合戦略推進本部長、キャリア教育・サポートセンター副センター長を兼任。研究・教育に関わりながら、地域貢献活動として地域の地方創生総合戦略等の策定や地域活性化活動に多数関わる。

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