18人文学部 ……………… Tel. 0263-37-2233教育学部 ……………… Tel. 026-238-4011経法学部 ……………… Tel. 0263-37-2302理学部 ………………… Tel. 0263-37-3142医学部(医学科) ……… Tel. 0263-37-2576医学部(保健学科) …… Tel. 0263-37-2356工学部 ………………… Tel. 026-269-5003農学部 ………………… Tel. 0265-77-1300繊維学部 ……………… Tel. 0268-21-5300信州大学◎各学部の電話番号編集後記信州大学が誇る高機能結晶「信大クリスタル」を使い、大学として初めての日本酒が誕生する、ということで、今年2月・3月と信州中野市の老舗酒蔵、(株)丸世酒造店で「勢正宗 信大仕込」の「仕込み」と「搾り」の工程を取材してきました。地元の水と信大クリスタルが出会ったことで、「伝統のさらにその上をいく酒造りを」という丸世酒造店杜氏、関さんの言葉がとても印象的でした。7月に記者会見にこぎつけましたが、ラベル、フライヤー、POP、プロモーションビデオ制作など、新製品の広報プロモーションにも全面協力し、とても楽しい仕事になりました。(広報室)一般財団法人日本真綿協会から協会事業の一つとして「真綿と蚕糸関係の恒久的展示施設の設置」の申し出を受け、上田キャンパスの新たなシンボルとして「真綿・蚕糸館」が建設され、6月20日(日)に竣工式が行われました。濱田 州博 信州大学長をはじめ、土屋 陽一 上田市長、佐藤 康徳 日本真綿協会代表理事、一般社団法人千曲会 白井 汪芳 最高顧問など、多くの関係者の方々にご参列いただきました。日本真綿協会と信州大学繊維学部は、学内及び広く社会との交流の促進を通じて真綿・真綿製品、紬及び蚕糸に関する分野における科学技術、文化の維持・保全ならびに次世代の人材育成や文化振興への寄与を互いに協力して行うことを目的として令和元年(2019年)10月に包括的連携協定を締結しています。「真綿・蚕糸館」はこれらの活動を行うことを中心に、日本真綿協会がこれまで進めてきた数多くの公募展の受賞作品(真綿のヴィジュアル・アート、ウェア、小物、花クラフトや真綿・養蚕に関する絵画・写真など)の展示、真綿や繰糸・染色のための講習・実習室、真綿・蚕糸に関する研究を行うための研究ラウンジを有しており、学生や教職員の利用に加え、いずれは小学生の真綿作り体験や国内外からの学生たちが学ぶ場所として活用する方針です。森川 英明学部長は「真綿に興味を持ち、昔からの日本の技術を知る場として、また真綿研究を進める場として活用したい」と話しています。運用は7月以降の予定です。信州大学上田キャンパスに真綿・蚕糸館が完成、真綿・紬・蚕糸などの文化、研究を次世代へ継承する2階講習室には「角真綿づくり」の体験コーナーがあり、座繰用の器具などを展示(一財)日本真綿協会が進めてきた公募展での受賞作品の中から、真綿をアートの素材として使用したヴィジュアル・アート、ウェア、小物、花クラフトや真綿・養蚕に関する絵画・写真を展示真綿・蚕糸会館外観「真綿・蚕糸館」はロケーションを生かし、建物の内部やベランダからレンガ倉庫(貯繭庫)と小さな森を眺められるようになっています。外観は白い真綿のイメージを持ったコンクリートですが、内部は6本の通し柱を用いた木造づくりのユニークな建物です。窓は繭型(小石丸)をモチーフにしたデザインとなっており、南側窓は真綿を意匠的に使ったスクリーンで飾りました。2階へとつながるバリアフリーの廻り廊下は、作品の展示スペースとして続いており、建物中央部の吹き抜けと共に、講習室は自然光が入る開放的な空間となっています。【建物について】
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