PLAN_NEXT報告書
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学長総括教務/学生/入学試験/附属学校経営企画/総務/情報/特命戦略〈大学院〉研究/産学官・社会連携病院/保健管理/特命戦略〈地域医療〉特命戦略〈大学経営力強化〉広報学術情報企画総括/点検評価国際交流国際科学イノベーション拠点/特命戦略〈航空宇宙〉財務/環境施設6自己評価の結果について 本冊子では、PLAN the N・E・X・Tで示した目標について、担当の理事・副学長が達成度を自己評価しています。2016年〜2021年の全期間を通じ、S評価が50%(28件)、A評価が48%(27件)となりました。自己評価ではありますが、本PLANの実施によって得られた成果は、大きいものと判断します。【参考:自己評価の観点】S評価:計画の達成に加え、それ以上の成果があったA評価:計画が達成されたB評価:想定した達成状況ではないが、達成と同等の成果が得られたC評価:計画が達成できなかった▶2016‐2021の自己評価B評価2%B評価2%S評価24%A評価74%S評価50%A評価48%S評価A評価B評価次(N・E・X・T)に向けて 本成果報告書が対象とする2016年4月から2021年3月までの5年間の中で、信州大学は、1949年に新制大学として設立されてから70周年を迎えました。70周年を契機として、大学史資料センターを設置し、信州大学の歴史や伝統を引き継ぐ作業を継続して行っています。大学歌も新たに作成し、歌い継いでいきたいと考えています。また、2030年に向けた信州大学長期ビジョン“VISION 2030”を公表しました。未来社会の姿として提唱されている超スマート社会Society5.0に向けて、国際社会全体の持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成に貢献するため、教育、研究、社会連携、グローバル、大学運営、医療の観点からビジョンを作成しました。世界はこれまでにない速度で変貌を続けており、未来社会では大学の在り方も大きく変わる必要があると思いますが、このビジョンを基に、人や組織を前進させ、成長させてほしいと願っています。 そして、何より重要なのは、学生、その保護者、卒業生・修了生、教職員、企業・団体、投資家、寄附者、国、地方自治体、地域住民、国際社会など多様なステークホルダーです。信州大学に関係するすべてのステークホルダーが参加できる「信州大学サポーターズクラブ」の充実を図ると共に、2020年12月に設置したユニバーシティ・エンゲージメント室(UEO)を十分に活用し、大学における教育や研究活動による恩恵を様々なステークホルダーと共有し、相互に恩恵を受けることができるようにパブリック・エンゲージメント機能を強化させていただきたいと思っています。 この5年間の最後の1年間は、新型コロナウイルス感染症に大きく影響されました。人と人との交流を伴う行動が制限され、対面授業をはじめ、多くのことが影響を受けました。そのような中で、オンラインを使った授業や会議が主体となりました。IR(Institutional Research)室の設置、テレワーク、電子決裁システム、RPA(Robotic Process Automation)の導入等を順次進めていますが、さらなる改革が必要です。データとデジタル技術を活用して、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立するDX(Digital Transformation)の一層の推進をお願いします。 社会は大きく変わろうとしております。信州大学が、次(N・E・X・T)の社会を構築する起点となり、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(統治)を重視したESG経営でさらに進化し続けることを強く期待しております。

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